大手軍用機メーカーに試験装置からエネルギーを早く安全に逃がす能力を提供
MTSは、Airbus Military社がAirbusA400M 輸送機に使用する試験治具のそれぞれに Active Load Abort (ALA: 能動負荷中断 )システムを組み込む際のサポートを提供しました。 ALA技術は、停電やシステムインターロックの発生時に、構造物試験システムの負荷を取り除く制御が強化されるため、試験対象物の保護に最適です。そのようなイベント時には圧力や各加振機の位置の変化に関わらず、 ALAシステムは計測を行い、ソフトウェアとハードウェアの両レベルで、すべての加振機の荷重を同時にニュートラルな状態に低減します。また、供試体に掛かっている油圧を下げる際に試験全体の状態を考慮しながら、荷重制御システムと並行して独立した制御システムが起動します。このシステムは制御側の不具合を検出し、供試体全体から負荷が迅速かつ均等に除去されるように調節します。 詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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基本情報
【事例紹介】 ○導入システム →AeroProソフトウェア →Active Load Abort (ALA: 能動負荷中断) ○導入理由 →システムに障害が発生し供試体が損傷するようなことがあったら、 数ヶ月におよぶ貴重なエンジニアリング時間が失われてしまう。 そのような不具合が生じることは稀だが、負うことなどできない リスクである。きちんと管理された方法で迅速かつ均一に、試験装置 からエネルギーを逃がすことができなければならなかったため。 ○お客様のメリット →MTSのALA技術の主な利点は、構造物試験の最中に供試体をシステム 不具合や予期せぬ挙動から保護する方法に関する新しい考え方が、 Airbus Military社にもたらされた。 →供試体が試験中に損傷することがないように十分に保護 されていると、自信をもって明言することができる。試験エンジニアは、 試験治具に予期せぬ不具合がそれまでの努力が台無しになってしまう 可能性を心配することなく、試験に集中することができる。 ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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エムティエスジャパン株式会社は、各種試験装置に関するエンジニアリング会社である米国MTS Systems Corporationの日本法人です。40年余にわたり日本のユーザへエンジニアリング・コンサルティング・サービスをご提供するとともに、地震のシミュレーション・システム、自動車の耐久試験システム、航空機の疲労試験装置ならびに各種材料試験装置などを、我が国の公的機関、大学及び民間企業に納入してまいりました。これらはすべて、そのシステムの安全性を追及するためのものであり、「物を造る」場合に欠かすことのできない非常に重要な役割を担うシステムです。 1972年6月に米国MTS Systems Corporationの50%の出資により、エムティエスジャパン株式会社が設立されました。1975年5月に同社の全額出資の子会社となり、1981年には名古屋支店(現、西日本支社)を設立し、販売/サポート体制を強化し現在に至っております。 MTSとの協調により、設計の最適化と生産性の改善、お客様の製品の市場投入期間の短縮を実現します。