簡単・迅速にマルウェアを自動解析し、被害状況の初動調査やソフトウェア製品の出荷前マルウェア混入検査など様々なシーンで活用可能
FFRI yarai analyzerは、検査対象ファイルを任意の検査フォルダに投入するだけで自動解析し、マルウェア判定とその根拠が記された詳細レポートを自動生成するマルウェア自動解析システムです。 近年では1日に発生する新種マルウェアの数は十数万以上とも言われており、従来のパターンマッチング技術ではその仕組み上、検知できないマルウェアが増加しています。 また、標的型攻撃で利用されるマルウェアをはじめ、セキュリティ製品からの検知を免れるための自己隠ぺい技術が搭載されたマルウェアも出現しており、そういった技術に対抗するための新しい検出技術が必要とされています。 FFRI yarai analyzerには、株式会社FFRIセキュリティが行ってきたマルウェアや脆弱性の豊富な研究実績を元に開発されたヒューリスティック検出技術が実装されており、0-day脆弱性を利用するマルウェアや解析対策技術を搭載した近年の高度なマルウェアにも対応しています。
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基本情報
■特長 1.簡単・迅速にマルウェアを自動解析 検査対象ファイルを任意の検査フォルダに投入するだけで自動解析し、マルウェア判定とその根拠となる詳細レポートを生成します。 用途に応じて、マルウェア判定結果だけを出力することもできるため、例えば、ソフトウェア製品の出荷前マルウェア混入検査のような大量ファイルの迅速な検査も可能です。 2.解析環境の柔軟なカスタマイズ 解析環境のOSやアプリケーションを柔軟に設定することができ、標的型攻撃マルウェアのような特定の環境でしか発動しないマルウェアの解析が可能です。 また、解析環境にはFFRI yaraiのヒューリスティック検出技術を搭載しており、未知のマルウェアにも対応しています。 3.インシデントハンドリングの強化とコスト削減 マルウェア感染が組織内で発生した場合、情報漏洩やシステム破壊が発生する可能性があるため、適切な対応が求められます。自社内でマルウェアの被害や今後想定されるリスクを分析することで、従来のように外部に調査を依頼する過程で機密事項に関わる情報を渡すことなく、迅速な対応方針の決定とコスト削減を実現します。
価格情報
3,000,000円
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
2・3日
用途/実績例
■用途 ・標的型攻撃などで利用される未知マルウェアの初動解析 ・ソフトウェア製品の出荷前マルウェア混入検査 ■実績 政府機関、大手メーカーなど実績多数。 詳細は、お問い合わせください。
企業情報
近年、ITシステムを取り巻くセキュリティ上の脅威は、日毎に多様化・複雑化し、かつ急速に変化しています。増え続ける0-day脆弱性攻撃や標的型攻撃、BotやRootkitに代表される見えにくい脅威、多様化する情報漏えいなどにより、既存のリスク管理だけでは十分な対応を取る事が難しくなりつつあります。 的確なリスク管理を実現するためには、日々発生する新たなセキュリティ脅威に対抗 するための高度な分析能力と問題解決能力が必要です。 FFRIでは、広範なセキュリティコア技術をベースに、さまざまな角度でお客様のセキュリティリスク管理を強力に支援します。