微細加工で一番問題となる部分は加工の状況が肉眼で確認できないところ
微細加工で一番問題となる部分は加工の状況が肉眼で確認できないところです。加工している部分や形状が微小サイズであり、切削音や切粉の出方から切削負荷を判断することもできません。同様に加工途中に工具に折損が起きても、工具の形状も極小サイズのために状況の把握が困難です。更に極小部品となると寸法許容誤差が限りなく0に近くなってしまい、数ミクロンの誤差が品物の出来に大きく影響してきます。当然手に持っての仕上げ作業や工程内での測定もできないため、加工が完了するまで品物の出来不出来が分かりません。つまり、加工状況が可視化できる精密加工よりもさらに技術者の経験と想像力が大きく問われることになり、それらを実現させる機械の精度、温度管理もさらにシビアなものとなるところが相違点といえるでしょう。 詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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【精密加工と微細加工の相違点】 ○微細加工は加工の状況が肉眼で確認できない ○加工している部分や形状が微小サイズ →切削音や切粉の出方から切削負荷を判断できない ○加工途中に工具が折損 →工具の形状も極小サイズの為、状況把握が困難 ○寸法許容誤差が限りなく0に近い →数ミクロンの誤差が品物の出来に大きく影響 ○手に持っての仕上げ作業や工程内での測定もできない →加工が完了するまで品物の出来不出来が分からない ○加工状況が可視化できる精密加工よりもさらに技術者の経験と 想像力が大きく問われ、それらを実現させる機械の精度、温度管理も さらにシビアなものとなるところが相違点といえる 【精密加工と微細加工の共通点】 ○加工時のクランプと位置決めをしっかり行うこと ○加工に必要な工具・機械設備の精度管理 ○加工品を検査するための測定器の校正 ○精度を確保できる最適な加工条件 ○加工時の問題点を的確に判断できる経験と想像力を兼ね備えた技術者 ○工場内・機械の温度管理、振動対策等の環境管理 ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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後藤精機は1970年の創業以来、とりわけ精度と形状に高い要件が求められる光学・測定機器分野において切削加工技術を培ってまいりました、それが精密部品製作における弊社の基盤技術となっています。ものづくりの最前線を支える開発試作の領域において、この高度な切削技術は不可欠です。また、非鉄金属や樹脂を素材とした精密部品加工をはじめ、微細加工や金型技術においても常に最適化をめざす多能工集団として進化を続けています。