SUS410の耐食性を飛躍的に向上させる「エクセレント パシベート処理(EP処理)」!
SUS410の耐食性をカバーするにはパシベート処理が必須ですが、当社はより耐食性を向上させた『スーパーパシベート処理(SP 処理)』(目標:頭部発銹 500時間)を開発・処理してきました。 このたびさらに耐食性を飛躍的に向上させた『エクセレント パシベート処理(EP処理)』(目標:頭部発銹1000時間)を開発いたしました。
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基本情報
パシベート処理(英:Passivation)とは、ステンレス鋼の防錆処理の一種で、日本語では「不動態化処理」と呼ばれています。 ステンレス鋼は錆びにくい材質として知られていますが、これは表面に酸化皮膜が自然に生成され、それ以上の酸素との接触(酸化)を防ぐからです。これがステンレス鋼の錆びにくい理由です。 この酸化皮膜は普通の鉄のような酸化鉄とは違い、ステンレス鋼中のクロムと酸素が結合した酸化クロムで、この酸化クロムが保護皮膜の役目をはたします。 この酸化クロムの皮膜は自然の状態でも生成しますが非常に薄く(20Å前後)、外的要因により欠損しやすく、その場所から錆が発生することがあります。これを硝酸系の酸化剤で強制的に生成させると、より緻密で強固な皮膜ができます。この強制的に皮膜を生成させる処理がパシベート処理です。
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詳細情報
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特長 ステンレス鋼の表面を前処理にて改質し、そこに不動態皮膜を生成させ、さらに特殊な後処理により、ステンレス鋼母材を保護しています。
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EP処理の工程 詳細はホームページ上の表をご参照下さい https://www.maruemu.co.jp/product/ep.html
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1927年、割りピンなどの金物製品を中心に製造販売業として創業を開始した当社は、1957年にステンレス鋼製ねじのパイオニアとして量産を開始。私たち丸ヱム製作所に息づくフロンティア精神は、これらの歴史、技術の蓄積などを基盤としたコア技術である「新素材の製品化、素材加工、締結技術」を生み出しました。