最長1,500mmまでの長尺焼結金属フィルター
最大外径φ30、最長1,500mmまでの長尺焼結金属フィルターです。海外製ですが一体成型しますので溶接は施しません。その為溶接による目詰まりが無いので損失が起こりません。フルオーダー生産制を採っていますので金具の設計が自由です。材質はSUS304・SUS316L・ニッケル合金・チタンが標準品です。数量は1ヶの試作から数千ヶ単位の量産まで対応可能です。
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基本情報
通常、長尺の焼結金属フィルターを製造しようとしますと目的の外径×長さの板を作製しロール加工を施し端面と端面を溶接します。しかし、その方法ですとかなりの目詰まりが生じ、フィルターとして性能が良い訳ではありません。そこで、弊社では無溶接の長尺焼結金属フィルターを取り扱うこととしました。但し、外径と長さは比例の関係にあり、ODφ30×1,500Lが製造できる訳ではございません。また、材質も標準品以外にもお取り扱いできる材質がございます。まずはお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
フィルター・バブリング
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粉末冶金法(金属粉末を成形して焼結し金属製品を作る製法)で製作された製品のことを『焼結金属』と呼ぶ。なかでも、多孔質金属である焼結金属フィルターに特化することにより、用途に合わせたご提案が可能です。用途例としては、フィルター(濾過・分離)、サイレンサー(消音)、流体の整流、液体の吸水、バブリング、防爆フィルター(フレームアレスタ)があり、現在も用途開発中です。また、15種類超の材質が焼結処理可能。多孔質金属は何種類も存在し、気孔径のみではなく気孔構造も性能を左右します。 当社の特徴は金属粉末を用いた焼結金属フィルターで全てが開気孔/連続気孔(オープンポーラス)を有する多孔質金属です。多孔質金属には他にも金網を積層し焼結処理を施し、目開きの精度を保持しながら強度も併せ持つ焼結金網、骨格のみで形成されているスポンジ状の多孔質金属、ストレート孔のみでレンコン状に貫通孔が無数に存在する多孔質金属、溶融金属に発泡剤を投入することにより金属に無数の気孔を有するが全て閉鎖気孔/独立気孔(クローズドポア)の発泡金属とどの多孔質金属にも一長一短があり用途に合わせた多孔質金属の選定が必要です。