車載電子機器用のEMCシステム
●ISO 11452-3/5、R10、各社メーカー規格に準拠したシステムです。 ● ハーネス支持冶具・接合板など試験の再現性を向上する周辺装置をご用意しています。 ● 測定を行う際のオプション(テーブル、GND プレーン等)を豊富に取り揃えています。
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基本情報
搭載電子機器および接続されるハーネスが強い電磁界ノイズに曝された際の耐性を評価する試験システムです。 【ストリップライン】 ストリップラインの平行平板間にハーネスを設置し、平行平板間に発生する電磁界ノイズに曝し規定の周波数および試験レベルで耐性の評価をします。 (ストリップラインは開放型TEM モード発生装置のため、シールドルームや電波暗室が必要となります。) 【TEM Cell】 TEM Cell 内の中心導体と外部導体の平行平板間に供試品を設置し、平行平板間で発生する電磁界に曝し規定の周波数・試験レベルで耐性を評価します。 また、SAE規格等で導体間の寸法により上限周波数が規定され(限られており)試験領域も中心導体・外部導体間の3分の1の大きさが推奨されています。
価格帯
納期
用途/実績例
【試験対象例】 ●車載機器(ナビ・エアコン・オーディオなど)
企業情報
当社はコンピュータの普及とともに誤動作の現象が社会問題化していく中で“EMC”という言葉が使われ始めていた1975年に「電子機器の誤動作を再現するためのノイズ試験器を製造する会社」として創業しました。以来、お客さまが造る製品の品質に寄与するため、静電気の放電現象、落雷時の高電流現象、自動車内における過渡的な現象や電磁界の可視化など電気的なノイズを再現(出力/測定)する製品、EMC試験の受託サービス(受託試験サイト「テストラボ船橋」)、「NoiseKen News(旧テクニカルレポート)」や「試験法ガイドブック」等の技術的な資料をご提供し、世界数十国5,000社を超えるお客さまに当社ブランド“NoiseKen”を採用頂くに至っております。これまでの歴史と到達点を踏まえ、今後も創業の原点である“電気的なノイズの再現に挑戦しつづける”ことに加え、品質・コスト・納期はもとより自働化やシミュレーションなど試験器/測定器の在り方の変化に対応しながら、“お客さまのEMC試験を楽(らく)にする会社” を目指すことで、EMC・ノイズ対策に寄与し、みなさまから永続的な存在を認めて頂ける“NoiseKen”を創造していく所存です。