少量(数ml)でSPG乳化が行えるデバイスです。粒子径調整可能で単分散エマルションが容易に得られます。
数mlと少量のサンプルで単分散且つ粒子調整可能な、ディスポーザブルタイプのSPGデバイスです。 SPG乳化は、単分散エマルションの粒子径調整ができるのが特徴ですが、もう一つ、他の高速攪拌式や高圧式乳化と比べ非常にスタティック(静的)な乳化で、衝撃に弱い高分子材料や医薬品などの乳化にも適しています。また、ごく少量で乳化できるので、高価な薬剤や試薬を用いた乳化にご使用ください。 SPG透過乳化法を用い、手動で短時間で乳化できる「ポンピングコネクター」。 精度良い単分散エマルションを調製できるSPG直接乳化法を用いた「ダイレクトコネクター」や「フィルターキット」をラインナップしております。
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基本情報
・ポンピングコネクター(PC) :透過乳化法(プレミックス) ;手動ポンピング乳化法 :SPG膜細孔径 5、10、20、30、50μm :エマルション粒子径 2~50μm :エマルション調製量 分散相+連続相 = 1~2.5ml ・ダイレクトコネクター(DC) :直接乳化法 ;シリンジポンプとスターラーを要併用 :SPG膜細孔径 1、3、5、10、20、30、50μm :エマルション粒子径 3~150μm :エマルション調製量 分散相=1ml~、連続相=5ml ・フィルターキット(CP) :直接乳化法 ;シリンジポンプとスターラーを要併用 :SPG膜細孔径 1、3、5、10、20、30、50μm :エマルション粒子径 3~150μm :エマルション調製量 分散相=2ml~、連続相=8ml *詳細は、SPGテクノ HPまでお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
・医療、化成品、化粧品、食品等 様々な分野で使用されております。 :油溶性造影剤の乳化 :アジュバント等のワクチン混合 等
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SPGとは、S「シラス」・P「ポーラス(孔)」・G「ガラス」の略称で、細孔径を0.1~50μmの広い範囲の中から任意に設計できる多孔質硝子です。細孔分布が狭く気孔率が大きい世界オンリーワンの無機多孔質素材です。 設立当初は、SPG技術の医療分野での応用を中心に研究・開発を行っておりましたが、様々な研究期間より研究成果が発表され、現在では、医療、医薬、化学、エレクトロニクス、化粧品、食品等様々な分野で応用されています。 SPGの利用法で代表される「膜乳化法」は、分散膜として使用することで目標とするエマルションの大きさを自在にコントロールでき、且つ大きさの揃った単分散エマルションを調製することができる唯一無二の乳化手段です。 現在SPG応用技術は、十数mlの医薬品を医療現場で用時調製するディスポーザブルデバイスから、工場規模で数十リットルから数百リットルの単分散エマルションの化成品プロセス、半導体プロセスにも使用されるなど様々な新たな商品価値の創造に貢献しております。