高強度のワッフルスラブにより大空間を実現する型枠材。特殊形状のポリスチレンフォームがすぐれた遮音性能と断熱性能を発揮する。
「ワッフルワイドスラブ工法」は、幅910mm、長さ1,820mm、厚さ50mmのビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)の断熱材を使用することで、ワッフル形状のスラブを形成する。施工時にコンクリートが格子状に入ることで床のたわみを抑える本製品は、耐力壁なしで最大10m×10mの大空間を実現するほか、重量床衝撃音LH-50をクリアする遮音性能を持ち、日本住宅性能表示基準の最高等級「5」の水準の性能が確認された。また、パネル裏面には下地材として、ビス留めができるスチールバーを303mm間隔で並べ、組み込んでいるので下地取付工事の必要がなく、内装材の直張りが可能となっている。 【平成24年度 国土交通省 ノウハウ・技術移転支援事業 技術マッチングDatabase登録技術】 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【特徴】 ●規模に応じ2種類のパネルから選択:ワイドワッフルパネル(凸部760×760mm)とクロスラインパネル(86.5×86.5mm)を選択可能。 ●高強度スラブで大空間を実現:手間を掛けずに高強度のワッフルスラブができ、耐力壁・梁が不要で約100m²の大空間を実現。室内を広く使え、将来のリフォームも自由自在。 ●優れた遮音性能・断熱性能:重量床衝撃音LH-50をクリア、熱伝導率0.031W/(m・k)と高い断熱性能を長期に渡り維持。 ●工事を削減し工期を短縮:内装材の下地取付工事が削減できる他、せき板なしで敷込ができ敷設・解体工事も不要。躯体内打込配管なしでの電気屋内配線工事が可能。 【メッセージ・注意事項等】 ・断熱材部分は、有機溶剤(アルコールを除く)や石油類に侵される、また、80度以上では変形するといった性質を持つため、施工の方法や施工部位には注意が必要。 ・難燃処理がされているが火元があれば延焼する。施工時には鉄筋圧接時の火花が及ぶ部分を保護シートで養生するなど、火気を防ぐ対策をとること。 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
価格情報
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納期
~ 1ヶ月
※必要数量を図面から算出する方法など、お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例
敷地内に老人福祉施設を併設した市営集合住宅260戸(秋田市)など、全国で300棟以上のRC賃貸マンション、RC住宅等に採用されている。 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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北海道生まれで省コスト・高性能を追求した独自のAE2工法を中核に、「ヒーローマンション」「スターハウス」を全国約60社の加盟店ネットワークを通じて供給するフランチャイズ事業を行っています。 施工コストを削減しながらエネルギーコストも削減する型枠兼用断熱材の活用は、現代の建築物に求められる最も重要な性能を実現する工法です。 また、現地施工コストの削減への取り組みは、震災後に「工場生産型ユニット式住宅U&U」という商品の誕生のきっかけとなり、現地の職人不足においても短期間で施工できる住宅として好評を頂いています。3年前からはCo2削減に寄与する太陽光発電システム販売にも取り組み、全国の賃貸住宅や地面設置の発電設備建設の実績を伸ばしています。