電流制御方式によりトルク値の繰り返し安定精度が非常に高いドライバーです。
右ネジ・左ネジどちらでもネジ締め・緩めを行えます。コントローラーとパソコンをUSBで接続し、パソコンから各パラメーターの設定・確認も可能です。 ・ボタンでトルク変換が可能(7種類) ・通常回転数と締め付け回転数が設定可能(例 通常:2,000rpm 締め付け:700rpm など) ・IOの入出力端子を標準装備 ・段取時間短縮で生産性が向上 ・各種オーダーメイドが可能 工程1:回転角度を設定し、角度分だけでネジ締めを行う。 工程2:推奨回転数にて残り数回転分をトルク締めする。 メリット 工程を分けることにより、工程1:最大回転数[2,000rpm]、工程2:[推奨回転数]と設定出来るため、安定したトルク締めを行うことが出来ます。 回転角度は、0~18,000度まで10度単位で設定出来るので、長いネジにも対応可能です。 例:M2 × ピッチ0.4 × 長さ20mm → 20 / 0.4 × 360 = 18,000度 もし工程1にて設定角度よりも前で着座した場合、エラーを感知することが出来ます。エラーを感知することにより、ネジ選定ミスを防止することが出来ます。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
「ネジ絞め工程はあるがエアードライバーで絞めているために規定トルク管理が出来ない。」「1工程で何機種もラインで流れるためドライバーを数本用意して作業している」等の環境に対し、本製品は事前にコントローラーに7種類のトルクを設定できる為、1本のドライバーで切換えスイッチ一つでトルク制御ができます。 本来この手作業の後工程としてトルクチェック工程がありますが、本製品を用いればこの工程を省くことが可能となり、生産数アップが期待できます。 また、これらの信号のやり取りをラインで管理(PLC)出来る為、どこで不具合が多発している等、金型の不具合も発見でき、製品を管理できるメリットがあります。 通常、1工程で何本ものドライバーを用いて作業を行うのに対し、弊社のコントローラーとドライバーを用いる場合、1工程で7種類のトルク制御が出来るため1本で済みます。 且つ、このラインの切り替え時にPLC側から信号を設定すると指定のトルクに切り替わる為、作業者が締め付けトルクを間違えるのを防ぐ事ができます。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
用途/実績例
ご利用企業様の例…多数のネジ締めを行う、自動車部品メーカー様、事務器メーカー様、家電製品メーカー様など ・トルクチェック工程を省略したい企業様 ・規定トルク管理に課題をお持ちの企業様 ・作業担当者あたりのドライバー本数を削減されたい企業様 ・製品に優しいトルク制御を行うドライバーをお求めの企業様
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弊社は九州~関西のものづくり・ソフトウェア開発を応援する技術者集団です。約200名の社員エンジニアが、お客さまの課題解決に寄与すべく、様々なジャンルの開発・設計に取り組んでおります。 西日本の製造業・ソフトウェア開発企業様から日々様々なご依頼をお寄せ頂いております。設計ボリュームの増加に伴う設計マンパワー補完の為の設計者派遣依頼から、新分野への展開に伴う設計スペシャリストの派遣依頼、生産部門における歩留まり改善や不良低減の構想・アイディア提供、それを可能とする検査・加工・組立装置の導入提案、高品質・低価格の部品供給など・・・ 私たちは技術アウトソーシングのプロフェッショナルとして、お客さまの利益を第一義に考え、「開発・設計・生産技術・ITのニーズを1社で対応できる戦略的パートナー」として、社内の設計ノウハウと全国の製作パートナーとのネットワークを活かし、より多方面の課題解決手段を提供しお客さまの利益に貢献できるよう、日々対応力を強化して参ります。