焼き入れ適正が高く、切削性も良好です
【SCM435】とは SCM435とは炭素量0.33~0.38%程度のクロムモリデブン鋼で、 降伏点は概ね485以上、引っ張り強さ930以上の鋼です。 クロモリ鋼の中では、比較的高めの機械的性質を持ちます。 炭素の含有量はわずかの違いでも、 機械的特性に影響を及ぼします。 ◎適した使用用途 ・一般機械部品 ・ボルト、ナット ◎特徴 ・焼入れ適正が高い ・切削性良好 ・高周波焼入れ用途 ・真空焼入れ用途 ◎適した加工 ・フライス切削加工 ・旋盤切削加工 ・焼入れ後の研削加工 機械構造用の合金鋼の一つで、通称「クロモリ」 もしくは「クロモリ鋼」と呼ばれる材料です。 クロム鋼にモリデブンを入れて改良されたもので、 SCr材よりもさらに焼入れ性に優れています。 焼き戻しに対する抵抗、機械的性質が優れているほか、 靭性もあるため、自動車部品、ボルト・ナット類にも使われます。 500℃前後の高温下でも強度が低下しにくいといわれる材料で、 高温高圧が前提となる場所に使われることもあります。
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基本情報
◎SCM435を用いたコストカット ある程度の硬度が欲しいが、調質では足りない場合 SCM系で、PX5やHPM7などのプリハードン鋼(GRC30)を 使用することで熱処理が省ける。 ◎調質・調質材 調質材があります。硬度はHRC23~25程度です。 ◎溶接性 アルミやチタンと比較した場合、溶接性が優れます。 ◎研削加工 研磨加工 粘りのある材質だが、CBNホイール研削砥石、 もしくはWA系の研削砥石を使用するのが一般的である。 ◎ミガキ材 精度 SCM435のミガキ丸棒の精度は外径公差h9です。 ======================= 関連カタログから、 普通銅の特徴についてまとめた一覧表を ダウンロードできます。 よろしければ加工の参考にご覧ください。 加工に関する特徴【普通銅】 =======================
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京都市宇治市にある株式会社ナンゴーは一品モノの金属全般精密機械加工と、ものづくりの効率化に欠かせない各種冶具・省力化機械を製作。 機械加工(旋盤・鋳物加工)・設計製作・商業機能を三本の柱に「大手企業にはない小回りのきく対応・提案・相談力」でお客様にお応えします。 金属を熟知した職人が、ひとつひとつ丁寧に仕上げる機械加工品。 そして、40余年来、自動車産業に携わることで鍛え上げられた、技術提案力。 あらゆる機械加工のご要望に真心を持ってお応えします。