金型不要、- 小ロット・試作向き- 複雑形状に対応
ゴム切削加工は、ゴム素材を削ったり切断したりして目的の形状に仕上げる加工方法で、金型を使わずに試作や少量生産に適しています。 主なゴム切削加工の方法 - 旋盤加工 ゴム素材を回転させながら刃物を当てて削る方法。円筒形状や内径・外径の加工に適しています。 - フライス加工 回転する刃物で平面や溝などを削る方法。段差や面取りなどの加工が可能です。 - ウォータージェット加工 高圧の水流でゴムを切断する方法。熱を加えないため、素材へのダメージが少なく、複雑な形状にも対応できます。 - ロクロ加工(手作業) 職人が手作業で回転する素材に刃物を当てて仕上げる方法。高い技術が必要ですが、微細な調整が可能です。 - ボール盤加工 ドリルで穴を開ける加工。主に貫通穴や中空構造の作成に使われます。 - 裁断加工 刃物で直線的に素材を切る方法。シート状のゴムに適しています。 - 接着加工 ゴムは柔らかく弾性があるため、寸法精度を出すのが難しいという課題もあります。用途に応じて公差が許容されることが一般的です。 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
対応材質:ゴム切削加工における技術仕様やスペックは、使用する素材や加工方法、求められる精度によって異なりますが、以下に代表的な仕様の一例をご紹介します。 ゴム切削加工の技術仕様 対応材質 | 天然ゴム、NBR、EPDM、シリコンゴム、ウレタンゴム、CR、フッ素ゴムなど特殊材質 対応硬度 | ショアA 30〜90 程度(材質により異なる) 加工方法 | 旋盤加工、フライス加工、ウォータージェット、NC加工、マシニングセンタ、手加工など 寸法精度 | 一般的に±0.2mm〜±1.0mm(VDI規格などに準拠) 最小ロット | 1個から対応可能(試作・小ロット生産に最適) 最大加工サイズ | 材料や設備により異なるが、直径300mm程度まで対応可能な場合あり 表面仕上げ | ウォータージェットや手加工では若干の線や粗さが残ることもあり(鏡面仕上げは不可) 接着対応 | ゴム同士、または金属との接着加工も可能(加硫接着や接着剤使用)
価格情報
お問い合わせ下さい。
納期
※お問い合わせ下さい。
用途/実績例
主な用途 試作・形状確認 金型を使わずに1個から製作できるため、製品開発段階での形状確認やフィッティングテストに最適です。 医療機器部品 シリコンゴムなどを用いたチューブやパッキンの試作。滅菌性や安全性が求められる用途に対応。 食品機械用部品 食品衛生法に適合したゴム素材を使用し、搬送ラインのパッキンやシール材などを製作。 自動車・機械部品 防振ゴム、シール材、ホース端部の加工など。耐油性や耐熱性が求められる部品に対応。 建築・土木分野 止水パッキンや免震ゴム部品など、耐候性や耐久性が必要な用途。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
会津ゴム工業は、研究開発・設計製造・提案販売企業です。 弊社は1970年の創業以来、歯科医療および一般医療機器、工業用ゴム製品を中心に、プラスチック・金属製品の試作から量産まで一貫して対応してまいりました。 また、提案型の商社として、パーツ部品から機械設備に至るまで、幅広い製品と柔軟なご提案を行っております。 多数の協力メーカーと連携し、お客様のニーズに合った最適な商材をタイムリーにご提案できる体制と、物流面でのサポートも整えております。 とくに規格外のオーダーメイド品においては、自社工場および協力メーカーとの連携により、設計から製造・発送までフルカスタマイズで対応可能です。 まずはお問い合わせ内容をお聞かせいただければ、ご提案・お見積りを差し上げます。 ご訪問でのご相談・お打ち合わせも可能ですので、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。