分離濃縮がどの程度起こるかを定量的に測定するために使用できる
「超音波霧化分離技術」は従来の蒸留法に代わる可能性を持つ、非加熱・省エネルギータイプのアルコール濃縮・分離技術です。 各種溶液に1.6MHz~2.4MHzの超音波を与えると“霧”が発生し、その霧を回収すると、蒸留法よりも低エネルギーでかつ高効率で各種物質を濃縮・回収する事が可能です。 【特徴】 ○超音波振動子1個~5個程度の実験用で、 様々な業種の企業研究所や公的研究機関、大学への納入実績がある ○温度、圧力などの環境制御が行いやすいので、 分離濃縮がどの程度起こるかを定量的に測定するために使用できる ○槽全体の重さを測定することによって、霧化量を簡便に 知ることができ、ミスト中の対象物質濃度を知る手がかりとなる 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【仕様】 ○製品名 USA-L1、2,3,4,5 Ver. 3.0 ○サイズ(幅×高×厚)mm W500mmxD400mmxH600mm ○重量 約30kg [オプション] ○振動子:1.6 or 2.4MHz ○霧化増幅ノズル ○恒温槽 ○流量計 ○実験用PSA ○ガス加熱管 ○圧力計 [制御項目] ○ガス →ガス温度 →ガス流量 →気相部圧力 ○超音波 →振動数 →投入電力量 ○液 →液供給流量 →液温度 →液深 ○回収 →大粒径ミスト回収率 →冷却回収温度 →回収部圧力 →マイクロナノバブルスクラバー →PSAシステム(回収のみ) →PSAシステム(無水化) ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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用途/実績例
【用途】 ○分離、分散、濃縮、混合、吸収、反応、粒子分級など 超音波霧化を応用した様々な単位操作を実験できる ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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ナノミストテクノロジーズ株式会社は、超音波霧化分離技術を中核技術として、温泉水濃縮装置、医療用溶剤回収装置、廃水処理装置に関わる研究開発、設計、販売を手がけています。超音波霧化技術は、ナノミストテクノロジーズの創業者が発見し、1999年に酒造会社(株式会社本家松浦酒造場)においてはじめて実用化され、2011年にはじめての産業分野向け装置が導入されるに至りました。現象の発見から実用化までの間に数多くの協力者の関与があり、今後さらに広く利用されることが期待されています。我々ナノミストテクノロジーズの理想は、ナノミスト技術を利用して分離や脱臭の分野でこれまでになかった革新的な技術でもってお役にたつことです。目に見えない霧が、社会の見えないところから多くの人々の生活を支えることができるようになるためにいっそう努力を続けていきたいと考えています。