従来の加熱して分離・濃縮する蒸留法と比べて大幅にエネルギー消費量を削減
「超音波霧化分離技術」は従来の蒸留法に代わる可能性を持つ、非加熱・省エネルギータイプのアルコール濃縮・分離技術です。 各種溶液に数MHzの超音波を与えると“霧”が発生し、その霧を回収すると、蒸留法よりも低エネルギーでかつ高効率で各種物質を濃縮・回収する事が可能です。 【仕様】 ○製品名 USA-2000 ○サイズ(幅×高×厚)mm 霧化槽 400mm(W)x600mm(D)x300mm(H) (振動子50個の場合) ○重量 約20kg 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【使用例】 ○食品系廃棄物からの有用成分の回収 →例えば香酸柑橘類廃果皮からの香気成分の濃縮・回収 ○電子材料工場から排出されるIPA溶液の濃縮・回収 ○有機溶媒を含む廃液からの有機溶媒の回収 ○糖の希薄水溶液からの糖質の分離濃縮 ○カーボンナノチューブの濃縮 ○ナノ粒子の50nm単位の分級 ○脱臭装置 ○表面酸化反応装置 ○分子レベルの高速度混合 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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用途/実績例
【用途】 ○バイオマスアルコール製造におけるアルコール濃縮行程への利用 ○揮発成分の分離濃縮 ○石油改質 ○ナノ物質の分離・分級 ○表面化学反応 ○吸収・悪臭除去 ○混合 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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ナノミストテクノロジーズ株式会社は、超音波霧化分離技術を中核技術として、温泉水濃縮装置、医療用溶剤回収装置、廃水処理装置に関わる研究開発、設計、販売を手がけています。超音波霧化技術は、ナノミストテクノロジーズの創業者が発見し、1999年に酒造会社(株式会社本家松浦酒造場)においてはじめて実用化され、2011年にはじめての産業分野向け装置が導入されるに至りました。現象の発見から実用化までの間に数多くの協力者の関与があり、今後さらに広く利用されることが期待されています。我々ナノミストテクノロジーズの理想は、ナノミスト技術を利用して分離や脱臭の分野でこれまでになかった革新的な技術でもってお役にたつことです。目に見えない霧が、社会の見えないところから多くの人々の生活を支えることができるようになるためにいっそう努力を続けていきたいと考えています。