省エネ!パーテーション工事による空調効率化!
化粧品のOEM製造をされている工場で、30m×15mの一つの空間に、充填、包装、検品の3つの工程が行われていました。 建屋の断熱性が低く、空調機は2台設置されていましたが夏場は能力が不足し、暑さにより作業効率が低下する懸念がありました。 また、もともと建屋がクリーンルーム仕様でないため、品質向上を求めるOEM委託元から、作業環境を改善するよう指示もあり、空調効率とクリーン度を同時に向上させる必要がありました。 問題点 1. 製造環境をOEM委託元のお客様が懸念されている。 2. 既設の空調機は極力生かしたいが、現状では明らかに能力が不足している。 3. 建屋内壁がクリーンルーム仕様でなく一般的な住宅用内装クロス貼り仕上げになっている。 4. クラス10000のクリーン度確保が必要なのは、充填工程と包装工程のみ。 5. 窓からの熱の侵入量が多い。
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基本情報
既存建屋をクリーンルームに準じる仕様に改善した上で、クリーンパネルを用いて工程ごとに区画を間仕切りすることを提案。クリーン度確保の必要がない工程に既設空調機を用い、クラス10000の作業環境を求められる充填室と包装室だけにHEPAフィルター付空調機を新規に導入することをあわせて提案。 ポイント 1. 熱の侵入元となっている窓部に断熱パネルを施工し遮熱。 2. 既存内壁(住宅用クロス貼り)及び天井に珪酸カルシウムボードを全面に取り付けた上で、クリーンクロス仕上げを施す。 (クリーン度を向上させるためにはできるだけフラットな面にすることで、埃だまりや乱流の発生を防ぐ必要がある) 3. クリーンパネルを用い4つの空間に間仕切り、全体空調から工程ごとの局所空調にすることで、空調効率の向上を図る。 4. 重要な充填室、包装室のみ新規空調機でクリーン化する。既設空調機も流用し導入コストを低減する。
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