高透明・高剛性と低線膨張係数を両立させたガラス繊維強化透明樹脂コンパウンドです。
高透明と高剛性および低線膨張係数を両立させたガラス繊維強化透明樹脂(ポリカーボネート、非晶性ポリアミド樹脂など)コンパウンドです。 光学的用途や高い意匠性をもつ各種筐体に用いられます。流動性が高く、複雑な形状や薄肉の成形が容易にできます。 ■お問い合わせ・お見積のご依頼は以下のリンク(弊社ホームページ)よりお願いいたします
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基本情報
<ポリカーボネート例> 旭ファイバーグラスは新規ガラス繊維開発により、これまで困難とされてきた透明性と高剛性及び低線膨張係数とを両立させた画期的なガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂コンパウンドを開発しました。 新コンパウンドに使用されるガラス繊維はポリカーボネート樹脂混練時の樹脂分解を防ぐため、ガラス組成及び表面処理技術によりアルカリ溶出を極力抑えるよう設計し、また、可視光領域ほぼ全般において、ガラスの屈折率を樹脂の屈折率と近似させています。 この結果、ガラス含有率10%、2mm厚み射出成形板の平行光線透過率は、13%から74%へと飛躍的に向上しました。一方、線膨張係数は45ppmと、強化繊維なしのポリカーボネート樹脂成形品の70ppmに対し大幅に低い値を実現しています。
価格情報
弊社ホームページよりお問い合わせください https://www.afgc.co.jp/contact/
用途/実績例
E&E関連の赤外線センサー透過型表示部カバー、バックプリントあるいはスモーク調の高い意匠性を持つ各種筐体に使用されています。
企業情報
旭ファイバーグラスは、1956年(昭和 31 年)日本初のガラス繊維専門メーカーとして操業を開始しました。以来、省エネルギーに欠かせない断熱材グラスウールを中心とした多様なガラス繊維製品を供給するとともに、新しい用途の開発に努め、高品質の製品を市場に提供してまいりました。 この間、ガラス繊維は、従来からの断熱・吸音材や強化・構造材としての分野に加え、電子機器、通信、宇宙、バイオ、環境保全などにおける複合・高機能材料としての用途も広げ、今や私たちの暮らしのあらゆる分野で幅広く活用されるようになっております。 私たちはお客様満足度の向上のために、日頃からお客様の立場に立ち、継続的に新たな価値創造を目指しております。グラスウールの新製品はもとより、様々な種類の断熱材・吸音材の開発、これまでの弊社の歴史の中で蓄積された複合材料技術を駆使した工業材料分野での高機能新素材や複合材料の開発、建材分野での品揃えなど、新たな事業の拡大に向けた取り組みを意欲的に行っております。