★結晶構造と高導電性について、新たな知見が得られ始めている導電性高分子
【会 場】 東京中央区立産業会館 4F 第4集会室【東京都・中央区】 【日 時】2015年1月30日(金) 13:45-16:30 【講 師】 第1部 小林技術士事務所 所長 工学博士 小林 征男 氏 (※元昭和電工) 第2部 日本航空電子工業(株) 商品開発センター 主任 大西 賢 氏
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基本情報
【第1講 講演主旨】 導電性高分子は様々用途においてもPEDOT:PSSは有力な材料ではありますが,より一層高い電気伝導度が求められています。PEDOT:PSSは高沸点有機極性溶媒処理により1,000 S/cmの高導電化が達成されるますが,最近では各種プロトン酸添加によりさらなる高導電化が図られています。また,EDOTの気相重合法では8,000 S/cmを超える高い電気伝導度を示すものが報告されております。本セミナーでは,溶媒・化合物添加の高導電化の現状とそのメカニズムについて分かりやすくかつ詳細に解説します。 【第2講 講演主旨】 PEDOT/PSSは多量のPSSを含むものであります。またPSSは高分子にイオンが修飾された高分子電解質であります。したがって、それらのイオンの分散状態によりPEDOT/PSSの導電特性が大きく変化することが知られています。本講演では、PSSとの相互作用を誘起させるべくイオンを有する添加剤によるPSSの配向性やPSSの導電特性の制御に焦点をあて、PEDOT/PSSの導電特性の向上について紹介します。
価格情報
46440 【1社2名】46,440円(税込、テキスト費用を含む)
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
第1部 導電性高分子のメカニズムと高導電化のための溶媒・化合物添加技術の基礎 【13:45-15:00】 【講演プログラム】 1. 導電性高分子の導電メカニズム 1-2 移動度に影響を及ぼす因子(結晶性,分子量,分子間距離など) 2.PEDOT:PSSの高導電化技術とメカニズム 2-1 高沸点極性溶媒蒸気処理系 2-2 プロトン酸添加系 2-3 フッ素化合物添加系 3.気相重合法による高導電性PEDOTの合成 4.高導電化のための導電性高分子の分子設計 5.新規な応用分野 【質疑応答 名刺交換】 第2部 PEDOT/PSSの導電特性におよぼす添加剤の効果 【15:15-16:30】 【プログラム】 1.添加剤によるPEDOT/PSSの導電特性の制御 2.イオンを有する添加剤によるPEDOT/PSSの導電特性の制御 2-1 PSSの配向性・導電特性の制御 2-2 電解質塩・イオン性液体の添加によるPEDOT/PSSの導電特性の制御 3イオンを有する基板修飾によるPEDOT/PSSの導電特性の制御 【質疑応答 名刺交換】
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。