タッキファイヤー添加・バルク物性制御要因・表面改質・界面の考え方について学ぶ
【会 場】 てくのかわさき 4F 会議室【神奈川・川崎】 【日 時】2015年1月27日(火) 13:30-16:15 【講 師】日東ライフテック(株) 技術顧問(非常勤)、技術士 大西 啓仁 氏 (元日東電工(株)粘着テープ研究センター長等をご歴任)
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基本情報
【講演主旨】 粗面プリズムを用いた接着面積測定という手法を通して、粘着性発現メカニズムについて説明する。粘着剤の基本設計を考える場合に、ゴム状平坦域弾性率(プラト―モジュラ)やガラス転移温度(Tg)などのバルク物性を制御する要因は何かを知る。 次に、粘着付与剤(タッキファイヤー)の機能や研究事例について紹介する。この中では、タッキファイヤーとベースポリマーの相溶性(相図、フローリー・ハギンス式)、タッキファイヤー添加によるプラトーモジュラスの低下、Tgの移動(等自由体積理論、FOX式)について説明する。最後に、タッキファイヤーに関する研究事例として、タッキファイヤーの粘着テープ内での経時的移動、種類の異なるタッキファイヤーを2層にした粘着剤の特性、タッキファイヤーを表面濃縮させた粘着剤の特性(光学フィルム用粘着剤の発泡防止)について紹介する。
価格情報
43200 1月14日以降のお申込は46,440円(税込、テキスト費用を含む)
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
【キーワード】 ・粘着剤 ・粘着テープ ・タッキファイヤー ・粘着付与剤 ・プラト―モジュラス ・ガラス転移温度 ・接着面積 ・相溶性 ・表面濃縮 ・光学フィルム用粘着剤 ・発泡防止 ・2層粘着剤 【プログラム】 1.粘着剤・粘着テープの概要 2.粘着剤のバルク物性 :ゴム状平坦域弾性率(プラトーモジュラス)の設計 2-1.動的粘弾性測定について( G’,G”の意味) 2-2.粗面プリズムを用いた接着面積測定法(光学法) 2-3.接着面積とプラトーモジュラス 2-4.粘着性を発現する限界プラトーモジュラス(粘着クライテリオン) 3.粘着剤のバルク物性:ポリマーのプラトーモジュラスは何で決まるか? 4.粘着剤のバルク設計:ガラス転移温度(Tg)は何で決まるか? 5.タッキファイヤーに関する研究事例紹介 5-1. タッキファイヤーの粘着テープ内での経時的移動 5-2. 種類の異なるタッキファイヤーを2層にした粘着剤の特性 5-3. タッキファイヤーを表面濃縮させた粘着剤の特性(光学フィルム用粘着剤の発泡防止) 【質疑応答 名刺交換】
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。