ねじを締めると最良のトルクでねじの頭がねじ切れ、ばらつきのない締結が可能な特殊ビス(ねじ)です。
ねじを締め付けると狙ったトルクでねじの頭がねじ切れる特殊な締結部品です。基本はねじですので、締結はもちろん軸力で保持します。 ■ 締め方に差があっても、ばらつきのない締結ができます。 ■ 締めすぎを防止できます。 ■ 締結終了時にねじの頭がねじ切れるため、目で終了を確認できます。 ■ ペンチ等で簡単に取り外せる仕様も設定できます。 ■ 緩めるいたずらや、不正を防止できます。 ※データや資料請求はヤマシナホームページ http://www.yamashina.ne.jp/ からお気軽にお問い合わせ下さい。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
■ ねじの頭部とねじ部の間に溝が設定されています。この溝の作用で、狙ったトルクのときに、ねじ切れる機構となっています。 ■ ねじ切る狙いトルクをお客様から伺い、設計を行う商品です。 ■ ねじの頭部は、十字穴、六角形状などご要望により設計が可能です。 ※データや資料請求はヤマシナホームページ http://www.yamashina.ne.jp/ からお気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
■ 電線等の配管の接続部分に使用。特に建設現場において、作業者がトルク設定機能のない電動ドライバーや、手動レンチで締め付ける場合に有効。 ■ 規制等により、一度封をした後は、開封できないことが必要な部品の組立。 ※データや資料請求はヤマシナホームページ http://www.yamashina.ne.jp/ からお気軽にお問い合わせ下さい。
詳細情報
-
ねじきりビスの構造 1. ねじ部を雌ねじに挿入し、頭部をねじることで通常のねじのように回転し、締結が始まります。 2. ストッパーに相手材が接触し回転が止まり軸力が発生します。 3. そのままねじ続けると最適なトルクのときにねじ切り溝から頭部側がねじ切れます。 4. はずす場合は戻ししろをペンチ等でつかみ、逆回転させます。 いたずらや不正防止のために、戻ししろのない製品の設計も可能です。
企業情報
日本のねじ量産の黎明期である1917年に設立し、1949年に国内初の十字穴付ねじの生産に成功、1954年には政府要請によりタッピンねじの国産化に協力しています。 保有するねじ・ボルトのデータは20万点以上、これにより、様々な形状の製品を品質高く製造できます。 最近は、研究開発投資に力を入れ、呼び径6mm以上のタッピングボルトや、高強度アルミボルト、薄鋼板用タッピンクねじ、そして次世代を担うCFRP用のタッピンねじの開発を行っています。歴史におぼれることなく、革新的な技術開発に挑戦しています。