JIS A 6909 建築用仕上塗材の温冷繰返し試験が行える!
JIS A 6909で規定された、建築用仕上塗材の「温冷繰返し試験」が実施できる装置です。 また、JIS A 1435「建築用外装材料の凍結融解試験方法」における“気中凍結水中融解法”の試験にもご利用いただけます。 応用用途として、“乾湿繰返し試験”も可能です。(オプション) 独自の構造で熱ロス・電力消費を低減させた、省エネルギー設計です。 また、メンテナンス性にも配慮しています。 【特 長】 ■「浸漬」時:独自の上下二層槽構造で、試験槽下部の水槽から恒温水が循環し、熱ロスがない ■「冷却」時:試験槽から水槽へ自然落下で温水が戻り、循環にかかるエネルギーを節減 ■冷気循環用ファンモーター部は外付けでトラブルが少なく、メンテナンスも簡単 ■タッチパネルで簡単操作 ■自己診断機能でトラブル発生時も安心 ■直接循環構造で、安定した温度分布を実現
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基本情報
【仕 様】 □操作:10インチカラータッチパネル(取扱説明・ヘルプ機能 / 総サイクル・残サイクル表示 / 融解・凍結終了選択機能 / 凍結・融解勾配時間設定機能 / 自己診断機能) □試験サイクル: (1) + 23 ℃ ± 2 ℃ / 18 時間 浸漬 → (2) - 20 ℃ / 3 時間 冷却 → (3) + 50 ℃ ± 3 ℃ / 2 時間 加温 × 10 サイクル □試験槽内空気温度:- 25 ℃ ~ + 60 ℃ 排気口付 □水槽内水温:+ 5 ℃ ~ + 50 ℃ □試験槽材質:内外装SUS-304製 ドア部結露防止ヒーター付 □内寸法例: (MIT-692-3-51型) W 900 × D 465 × H 400 mm (MIT-692-3-52型) W 1200 × D 600 × H 400 mm □外寸法例: (MIT-692-3-51型) W 1810 × D 1365 × H 1550 mm (MIT-692-3-52型) W 2210 × D 1555 × H 1470 mm ※試験槽サイズ変更等も承りますので、お気軽にお問い合わせください。
価格情報
記載以外のサイズや仕様にも柔軟に対応致します。お気軽にお問合せください。
納期
用途/実績例
・JIS A 6909 「建築用仕上塗材 -温冷繰返し試験-」 ・JIS A 1435「建築用外装材料の凍結融解試験方法 -気中凍結水中融解法-」
詳細情報
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メンテナンス性を考えた設計 冷気循環用モーターは外付けにしているため、トラブルが起こりにくくなっています。
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省スペースタイプも対応可能 水槽の前出がなくコンパクトな省スペースタイプもございます。
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操作はタッチパネル式で分かりやすい! 操作・試験状況ははタッチパネルから手軽に行っていただけます。 また、万が一のトラブル時も異常箇所ならびに、原因と対処方法もタッチパネルに表示されますので、お客様で即時にトラブルに対処していただくことができます。漏電チェックも自動で行い、漏電箇所を表示いたします。
企業情報
マルイは、先端技術の導入で新しい試験機器の開発と試験装置の自動化を推進し、自動耐圧試験機「Hi-ACTIS-2000」やコンクリート凍結融解試験装置、供試体研磨端面仕上げ機「ハイケンマつるつる」を発売しました。 また官学民共同開発による簡易地盤支持力測定器「キャスポル」も大きな成果です。 22世紀の環境を創造する総合試験機メーカーとして一層の躍進を続けるため、また、お客様のご期待に応えるため一層の努力を重ねます。