1000年以上の歴史、屋根技術の最高峰「桧皮葺」。
桧皮葺とは、桧の樹皮を成型した材料を使って施工する、日本古来の屋根技術工法です。優美な曲線、軒の重厚感を出すことが可能で、神社仏閣の重要文化財で多く見られます。また、桧の立木から樹皮だけを採取するサステイナブルな工法は世界からも注目を集めています。 神社仏閣以外にも、数寄屋建築や庭園門に採用されます。格式高く、こだわりの空間にこれ以上ない存在感を与えてくれます。雨落ち等傷みの速い部分のみを補修するメンテナンスが有効です。 【特徴】 ○桧の樹皮を成型した材料で葺く。趣があり軽やかで優美。軒の見せ方で重厚にも。
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基本情報
【桧皮葺工事までの流れ】 ○採取 →原皮師(もとかわし)が樹齢80年以上の桧の立木より、樹皮部分を採取 ○加工 →桧皮拵え師(ひわだこしらえし)が特殊な包丁を使い、樹皮を加工 →均等厚に剥ぎそろえ(洗皮) →既定の形に成形(こつき) →枚数をそろえて結束 ○工事 →檜皮葺師(ひわだぶきし)が屋根工事に利用 ●詳しくはお問い合わせください。 図面・現状写真・ご予算・施工時期・施行場所・(葺替の場合)経過年数などを事前にご準備くださるとスムーズなお見積もりが可能です。
価格情報
基本的にオーダー対応となります。 建物ごとに使用する材料の量や工事にかかる日数は異なります。そのため平米単価の一般的なお問い合わせに対するお答えは致しかねます。詳細は物件写真や図面などの資料とともにお問い合わせください。
納期
用途/実績例
●福岡県飯塚市 数寄屋門葺替工事 ●広島県廿日市市 茶室屋根葺替工事 ●山口県山口市 数寄屋門及び茶室待合新築工事
企業情報
有限会社ひわだやは天保時代(1830年代)から続く「ひわだや」を平成6年に法人化したもので、代表の佐々木真は全国でも数少ない桧皮葺師の一人です。 桧皮葺とは、桧の皮を精製した材料を竹釘を使って打ちとめていく屋根建築の工法で、例えば京都御所、清水寺、厳島神社などがそれにあたります。 日本古来から伝わる桧皮葺・柿葺(こけら)・杉皮葺・茅葺・銅板葺の屋根工事を、社寺仏閣で鍛えた腕で行います。 数寄屋建築、庭園門等こだわりのある物件の修理依頼を全国より数多くいただいております。全国出張可能。具体的な案件の見積もりに関してはスピード感を持ってご対応いたします。どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ! 桧皮を使ったオーダーメイド高級内装用パネル材「kasane」も特別なお客様向けのご提案におすすめです。http://ka-sa-ne.com/