遠赤外線加熱は、物体内部への熱流が昇温時間中ほぼ一定で供給できます。
熱の伝達方式の一つ放射伝熱(遠赤外線加熱)は、熱源である遠赤外線ヒーターと物体は接触しないので、物体の設定温度よりかなり高い温度にしても物体の表面温度は急上昇しません。 3μ以上に吸収体がある有機物や高分子物・セラミック等は3μ以上の波長を放射する遠赤外加熱により表面での熱吸収が非常に効率よく行われ、物体内部への熱流が昇温時間中ほぼ一定で供給できます。 つまり物体全体が温度上昇することになります。 表面で受けた熱エネルギーがほとんど内部へ流れるので表面温度だけが上昇することなく目標温度までほぼ直線的に昇温します。 【豆知識:熱の伝達方式と遠赤外線加熱】 ○伝導伝熱 →直接被加熱物を熱源と接触させて伝熱する方法 ○対流伝熱 →強制的に熱源に接触し昇温した空気やガスを炉内に送り込み、 内部に置いた被加熱物を加熱する方式 ○放射伝熱(遠赤外線加熱) 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【熱の伝達方式と遠赤外線加熱】 ○伝導伝熱 →直接被加熱物を熱源と接触させて伝熱する方法 →ホットプレート上にワークを置き昇温させたり、 熱ロール上でワークを熱処理したりする方法 →家庭ではアイロンや鉄板焼きなど ○対流伝熱 →強制的に熱源に接触し昇温した空気やガスを炉内に送り込み、 内部に置いた被加熱物を加熱する方式 →家庭では風呂を沸かしたり、ストーブで部屋を暖めたりする方法 →エネルギー効率が悪いが汎用的な加熱方式 ○放射伝熱(遠赤外線加熱) →熱源である遠赤外線ヒーターと物体は接触しないので 物体の設定温度よりかなり高い温度にしても物体の表面温度は急上昇しない →物体全体が温度上昇することになる →表面で受けた熱エネルギーがほとんど内部へ流れるので表面温度だけが 上昇することなく目標温度までほぼ直線的に昇温する ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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遠赤外線ヒーターと加熱装置の専門メーカーです。 多種多様な工業用加熱に適するヒーターを揃えています。 クリーン加熱やタクト運転・固定炉にはパネルヒーター、コンベアによる連続加熱にはストレートヒーター、細かく温調回路を取る場合や小型部品の加熱にはセラミックヒーター、保温や低温加熱の場合はスペースヒーターがあります。 加熱・硬化・乾燥には遠赤外線ヒーターがお役に立ちます。