従来数日かかっていた有機合成のバッチ反応を、わずか数時間に短縮可能。
株式会社エマオス京都では、エポキシ樹脂を基盤とする共連続構造を有し、金属ナノ粒子触媒が担持された新規な有機高分子多孔体(ポリマーモノリス)を開発し、フロー有機合成により短時間で高効率に目的化合物を合成できる高性能モノリスリアクターを創製しました。 このモノリスリアクターを環境調和型合成指向のフロー有機合成システムに適用することで、新規化合物ライブラリーの作成による、電子機能材料や農薬、医薬品中間体の製造などへの応用に大いに期待できます。 【特徴】 ○樹脂由来のモノリスリアクター ○化合物の合成時間を最大1/10程度に短縮 ○アルカリ性溶液に強い ○通常のHPLCでも使用可能 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【特徴】 ○独自技術であるモノリス担体にパラジウムナノ粒子触媒を担持 ○従来法よりも短時間で高効率にフロー有機合成が容易に行える ○通常のHPLC装置で容易に使える →カラム壁面との接合やリーキングの改善を行った 【ポリマーモノリスの特徴】 ○発泡体のように独立した穴ではなく、連続した貫通孔 ○骨格(材料部分)と流路(孔部分)のサイズを独立して制御可能 →それらのサイズは非常に均一 ○高分子の部分である骨格も流路と同様に連続したネットワークを形成 →高い強度を示す ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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【期待できる分野】 ○電子機能材料や農薬、医薬品中間体の製造などへの応用 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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株式会社エマオス京都では、モノリスといった骨格と空隙が連続した構造の高分子材料を調製しております。 独自の高度な技術によって様々な用途に応じた原料やサイズを調節して提供致します。 モノリス型ポリマーは、液体から調製するため、様々な形状やサイズを作成することが可能です。 また、細孔サイズもコントロールできるため、サブミクロンサイズから数十ミクロンのサイズまで要望にお答えできます。 社内には「走査型電子顕微鏡装置(SEM)」および「高速液体クロマトグラフィー(HPLC)装置」を設備しており、電子顕微鏡によるSEM画像撮影、HPLCの委託測定も行います。 さらに、革新的な技術によって生まれたカートリッジフィルターを取り扱っております。 ろ過精度は0.04ミクロン(アブソリュート表示)から100ミクロン(ノミナル表示)まで可能。 耐熱温度は80℃から135℃まで(スチーム滅菌対応タイプ)可能。 使用用途は超純水、化学薬品、医薬品、飲料水、ワイン、日本酒、塗料、レジスト、化粧品など。 多様な製造ラインに対応したフィルター製品をシリーズに分けて取りそろえております。