多孔質のガラス発泡材を脱臭基材として利用した、新しい脱臭システム。
ポーラスα脱臭システムは、鳥取県中小家畜試験場が開発した、ガラス発泡材(ポーラスα)を利用した悪臭除去装置です。無数の微細な気孔のあるポーラスαにアンモニアや硫化水素などの悪臭ガスを通すと、気孔内に悪臭成分が吸着し、吸着した悪臭成分はポーラスαに定着した微生物が分解、脱臭します。半永久的に基材の交換が不要で、高い脱臭能力を維持します。 ■製品の特長 ・高い脱臭能力を維持 ・設置面積が小さい ・水道電力費が安い ・脱臭材の定期交換不要 脱臭システムのタンクは、鋼板製、鉄筋コンクリート造、サイロ型、樹脂タンクなど、現場の状況や規模に応じて様々な形態をご用意しています。
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基本情報
■コスト特性 ポーラスαは、定期的な基材の交換が不要で、また電気代も安く済むため、他の脱臭方式と比べてランニングコストに大きな差がつきます。脱臭設備のコスト削減をお考えの方にお勧めします。 ■新規に脱臭システムを設置する場合 新規に脱臭システムを設置する場合は、コンクリート造の脱臭棟やタンクなどの中にポーラスαを充填して使います。他の生物脱臭(バーク脱臭など)と違い、脱臭基材(ポーラスα)を2m以上の高さに積み上げ可能で、狭い面積でも設置できます。 また、通気抵抗が少ないので、他の生物脱臭方式と比較して、送風ブロワの電気代が20-50%程度安くなります。 ■既存の脱臭設備を改善する場合 ポーラスαは、既存の生物脱臭設備(※)の交換基材としてもお使いいただけます。従来の脱臭方式で取りきれない悪臭がある場合や、既存設備のランニングコストが高い場合に、ポーラスαに交換することで脱臭能力が向上し、電気代も安くできる、基材の交換が不要になるなど、様々なメリットが生まれます。 ※バーク脱臭、オガコ脱臭、土壌脱臭などの生物脱臭。
価格帯
納期
用途/実績例
畜産農家 生ゴミ、汚泥、家畜糞などのリサイクル施設、堆肥化施設 食品工場 浄化槽や下水処理場
企業情報
ミライエは創立50周年の堆肥のプラントメーカーです。 特許取得の技術で、大型の機械は使用せず、最小限の労力とコストで食品廃棄物、汚泥、動物糞などをリサイクル・脱臭出来る技術を提供します。 大小に限らず、多くの農家・企業でお困りの有機性廃棄物を良質な堆肥に変換し、環境と再生可能エネルギーの普及に貢献していきます。