X線照射時のバックグラウンドの無いポリイミド製マイクロチューブです
SPIKAは特殊な ポリイミド樹脂 からなるX線回折測定用のマイクロチューブです。ポリイミド高分子重合体のミクロ繊維構造を制御することによりX線照射時のバックグラウンド(BKG) が大幅に低減されています。 ◇用途: 粉末X線回折,単結晶X線回折,中性子線回折 ◇耐熱温度: 300℃ ◇化学的安定性: 酸,アルカリ,有機溶媒に対して不溶性 ◇グレード: 低BKGタイプの ST,SP 及びBKGフリーのLB の3種類 ◇チューブ内径:0.3mm, 0.8mm, 1.0mm, 2.0mm, 3.0mm, 7.0mm ◇チューブ長さ:標準品は4.0mm,最大で80mmまで製作可能です ◇形状:0.3mm以外はフアネル有り/無しの選択ができます ◇チューブの封止:標準品は片側が封止されています ◇優位性: ・樹脂の色調はSTが うす黄色, SPが透明,LBは うす褐色のためチュー ブ内部の 試料の観察が容易に行えます ・市販の熱硬化性ポリイミド樹脂と比較してX線のBKGが大幅 に低減さ れています ・ガラス素材のように破損することがなく安全な実験が行えます
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基本情報
・各種素材・結晶のX線回折測定時のサンプル充填用キャピラリーとして 使用しますが,主として粉末X線回折の測定用途に最適です。 ・サンプルの性状や結晶・粒子サイズに応じてチューブサイズを選択して 下さい。 ・素材には低BKGタイプの ST,SP 及びBKGフリーのLB の3種類があり ます。いずれも既製品である熱硬化性ポリイミドチューブより低いBKG を有しています。被測定サンプルの回折能に応じて選択して下さい。
価格情報
製品カタログをお送り致します 素材とサイズによって価格が変わりますので,お気軽にお問い合わせください
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
用途: 粉末X線回折,単結晶X線回折,中性子線回折 使用実績:国内放射光施設にて測定実績あり
企業情報
― 蛋白質科学研究で 健康と予防をサポートします ― 高齢化社会において克服しなければならない疾病の中には,蛋白質の分子レベルでの劣化が直接の原因となっているものが少なくありません。また今後は病気の治療よりも未然に病気を予防することがより重要となってきます。プロテインウエーブ(株)は蛋白質科学研究とその関連技術を基盤として,疾病のメカニズムの解明と予防法および予防薬・機能性食品の開発を進めています。