ガラス化法での保存によりコロニーのまま凍結保存できます。
ステムセルキープは、ガラス化能を高く維持したまま細胞毒性を低く抑えるよう最適化された、霊長類 ES/iPS 細胞用のガラス化凍結保存液です。 安全性が高い新規凍結保護物質(特許出願中)の高い細胞保護作用、およびガラス状態維持作用により、さらに効率よくES/iPS細胞のコロニーを凍結保存できるようになりました。 プロトコルに従って使用した場合、100バイアル分の保存が可能です。 【特徴】 ○DMSOや動物性タンパク質成分を含んでいない ○ガラス化法での保存によりコロニーのまま凍結保存可能 ○幹細胞の分化能を維持したまま凍結保存可能 ○無菌試験により細菌、真菌、マイコプラズマの混入がないことを確認 ○4℃で長期間安定に保存可能(有効期限2年) 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【操作方法概略】 [凍結時] ○液体窒素をクリーンベンチ内に準備する ○霊長類 ES/iPS細胞を剥離液にてコロニーの状態で剥離する (0.25%トリプシン/1mg/mlコラゲナーゼIV/PBS溶液) ○回収した細胞を遠心し、培地を除去 →複数本凍結する場合は氷冷しておき、1本ずつ操作を行う ○本製品を200μl加え、よくピペッティングし、 ふたをしてなるべく早く(1分以内が目安)バイアルごと液体窒素に浸漬 ○液体窒素タンクもしくは-130℃のディープフリーザーで保存 [解凍時] ○37℃で温めた培地を準備、9mlの培地を入れた遠心管を必要本数用意 ※解凍は1本ずつ行う ○本製品で凍結しておいた細胞のバイアルを デュワー瓶などに入れた液体窒素中でクリーンベンチまで運ぶ ○取り出したバイアルのふたをあけ、素早く温めておいた培地を 1ml添加し、ピペッティングして溶解 ○用意した9mlの培地の入った遠心管に3.の全量を移し、遠心して洗浄 ○フィーダー細胞上に播種し、培養する ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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株式会社バイオベルデの創設は、2003年10月に京都大学でのプレベンチャー研究「生体組織の常温長期保存液の創製」が科学技術振興機構から採択された事に端を発しております。 このプレベンチャー期間の終了に伴い、研究を継承し事業化に向けてさらに開発を推し進めるため、2006年3月に京都大学発ベンチャーとして起業しました。 これまでに植物由来ポリフェノールの機能応用による移植用の細胞、生体組織及び臓器の新規保存液などの研究開発や製造を、そしてまた緑茶・緑茶等/緑茶抽出物(カテキン等)を使用した食品の開発・製造販売にチャレンジしています。