医療の進展に貢献!応用分野も多岐にわたる自己組織化ペプチドハイドロゲル
『自己組織化ペプチドハイドロゲル』は、ペプチド配列の変更や生理活性モチーフの付加により、新たな特性を持たせることが可能であり、応用分野も多岐にわたっています。 現在までの応用分野としては、軟骨細胞、骨細胞、神経細胞、血管内皮細胞、心筋細胞、幹細胞、ES細胞未分化維持等があります。 【ペプチド配列のラインナップと特徴】 ○RADA16(PuraMatrix):配列 Ac-(RADA)4-NH2 →天然ECMに似た微細構造(ナノファイバー)をとり、多種の細胞が生着する ○KLD12:配列 Ac-(KLDL)3-NH2 →RADAと同様のスキャフォールドで、より硬いゲルを形成 ○IEIK13:配列 Ac-(EIKI)3-NH2 →熱や酵素などに耐性があり、RADAより低濃度で硬いゲルを形成 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【生理活性モチーフの付加】 ○ペプチド名:PRG →配列:Ac-(RADA)4-GPRGDSGYRGDS-NH2 →由来:フィブロネクチンに見られるRGD接着モチーフの繰り返し →特徴:多くの種類の細胞に対する接着性、増殖性の向上 →現在までの応用分野:接着性細胞全般 ほか ○ペプチド名:SDP →配列:Ac-(RADA)4-GGSDPGYIGSR-NH2 →由来:ラミニン中の細胞接着配列 →特徴:血管内皮細胞、神経細胞に対する接着性、伸展性の向上 →現在までの応用分野:血管内皮細胞、神経細胞、歯根膜細胞 ほか ○ペプチド名:PFS →配列:Ac-(RADA)4-GGPFSSTKT-NH2 →由来:骨髄ホーミングファクター →特徴:骨髄、神経幹細胞からの分化、伸長 →現在までの応用分野:骨髄細胞 神経幹細胞の分化 ほか ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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用途/実績例
【応用分野】 ○KLD12によるウサギ軟骨欠損部の再生(BMSCs非添加、成長因子非添加) ○RADA16およびPRGの混合ゲルによるMC3T3E1細胞の培養 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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株式会社スリー・ディー・マトリックスは、自己組織化ペプチド技術に関する様々な権利をもとに、研究試薬事業、医療機器事業、ライセンス事業を柱としてグローバルな事業を展開しています。 MITからライセンスを受けているペプチド技術をコアとし、再生医療や外科医療、細胞医療、創薬技術の分野で実用化を目指す技術の開発に取り組んでいます。