質量分析計(MS) で膜タンパク質を解析する際に最適な可溶化試薬
膜タンパク質を質量分析計で容易に解析するための可溶化試薬キットです。 膜タンパク質は、多くの医療品のターゲットと言われており、今後ますます研究が行われると予想されるタンパク質群の一つです。しかしながら、質量分析計を用いた解析の場合、可溶化剤の除去や消化酵素の失活の問題など、技術的・時間的に容易に解析することができませんでした。他種類の可溶化剤を検討する必要が無く、可溶化能力の高い本製品を使用することにより、膜タンパク質を容易に可溶化させることができます。難溶性の膜貫通タンパク質も容易に可溶化でき、MPEX 試薬存在下でトリプシン消化が行なえます。MPEX 試薬は、界面活性剤を液液抽出の原理で除去可能です。培養細胞などのセルライセートの膜画分から、膜タンパク質の抽出が可能であり、質量分析計で解析が可能です。 特長 ・TritonやTweenと比較して、可溶化能力が高い。 ・トリプシンなどの消化酵素の活性を阻害しない。 ・除去方法が容易(液液抽出)
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基本情報
Cat. No. 5010-21360 Unit Size 40回分
価格情報
8,000
価格帯
~ 1万円
納期
用途/実績例
培養細胞などのセルライセートの膜画分から、膜タンパク質の抽出が可能であり、質量分析計で解析が可能です。
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
---|---|
5010-21360 | 40回分 |
5010-21361 | 120回分 |
カタログ(1)
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