「染色体工学」技術=染色体を切る・繋ぐ・移す。
抗体は外部からの異物を認識して免疫系が活性化され B細胞が産生します。 ある目的のタンパク質に対するヒト抗体を作製したい場合、 倫理的な問題もあり、ヒトにタンパク質を投与して 抗体産生細胞を取得することはできません。 従来、ヒトに対する抗体を作製するには免疫系が働くマウスなどの動物に 目的のタンパク質を投与して抗体産生細胞を取得後、 抗原認識部位を解析してヒトの抗体領域を 載せ替える『ヒト化』という作業が必要でした。 ヒト抗体産生細胞を構築する場合、 プラスミドにヒト抗体産生遺伝子をラット細胞内に導入。 プラスミドが宿主の染色体に組み込まれ、 他の遺伝子の機能を阻害することが問題でした。 当社では、ではラット細胞内に巨大なヒト抗体産生人工染色体ベクターを 染色体工学技術を用いて導入後、 安定に独立して保持させることに成功しています。 【特長】 ■スピーディーにヒト抗体産生細胞を取得が可能 ■抗体医薬品候補を取得できる可能性が上昇 ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【仕様】 ■天然の染色体同様自律複製・分配が可能 ■一定のコピー数で安定に維持 ■過剰発現/発現消失が起きない ■導入DNAサイズに制限がない ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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株式会社 TransChromosomics は、代表取締役 押村光雄が30年の研究生活で取得した染色体工学技術のノウハウを基盤として、創薬、及び創薬支援ツールの開発を行う目的で設立した鳥取大学発バイオベンチャーです。 最先端の染色体工学技術を用いて、染色体改変や iPS/ES細胞作製、遺伝子改変マウスラット作製、動物試験、 抗体作製等を行っています。