千代田インテグレの「ペリキュールLCP」は、熱可塑性樹脂の中でトップクラスの物性を有し、様々な用途で採用検討が進んでいます。
熱可塑性樹脂の中ではトップクラスのLCP樹脂のフィルム化に成功。 軽薄短小における分野において貢献ができる高機能材料。 【用途例・特長】 ・人工衛星用の材料として適用が可能なスーパーエンプラフィルム ・銅張積層板(FCCL)として、誘電特性に優れた高速通信用ベースフィルム ・ヘッドホンやスピーカーの振動板として、高域特性に優れたフィルム ・その他、耐熱性、ガスバリア性、低吸水性に優れたフィルム
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基本情報
液晶ポリマーはスーパーエンプラのひとつで、各種物性が非常に優れている反面、加工性においては非常に扱いづらい樹脂です。 これまでフィルム化ができる会社は2社のみでしたが、弊社においてもフィルム化に成功しております。 弊社フィルムの特長は、LCP樹脂の中でも特に扱いづらいとされる1型の超高耐熱樹脂を採用しており、弊社独自工法で成膜することで、LCPフィルムの中でも特に優れた特性を有しております。 中でも最大の特長は誘電特性で、基板部材として伝送ロスを抑えることができます。 また、他の物性につきましても高い評価をいただいており、様々な用途において採用検討が進んでいます。 具体的な用途例としては、音響振動板があり、高い剛性と高い内部損失を両立しているため、高音域再生用の素材として適しています。 ペリキュールLCPの特長を活かせる用途が御座いましたら、是非ご検討ください。
価格帯
納期
用途/実績例
特殊耐熱絶縁フィルム・・・・次世代人工衛星 等 高音域音響振動板・・・・音響機器(スピーカー、イヤホン、ツイーター) 等 プリント配線板・銅張積層板(FCCL)材料・・・・高速伝送・高周波機器(ミリ波レーダー、次世代通信) 等
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およそ60年前、フェルト生地の二次加工品メーカーとして誕生した千代田インテグレ株式会社は、その創業以来、「軟らかい素材をお客様のご要望通りに自在に加工する技術」である『ソフトプレス』を事業の中核として営業活動を展開し、絶えず変化する市場の動向と顧客のニーズに柔軟に対応する中で、「品質」「コスト」「スピード」の全ての面においてその実力を着実に前進進化させてまいりました。 今日においては、コア技術である『ソフトプレス』の水準を世界トップレベルにまで引き上げることに成功し、グローバル企業としての地位を確保できるようになりました。 千代田インテグレは、未来を創造する真のグローバルパーツサプライヤーとして、そのブランドの確立に向け、全社を挙げて邁進中でございます。