塩害に強く軽量かつ高強度で腐朽しない橋
■バキュームインフュージョン Vacuum Infusion 型の上に重ねたガラス繊維マット全体をフィルムで覆って密閉し、ガラス繊維層の空気を抜いて完全な真空状態をつくります。 次に、真空の力を利用してガラス繊維層にポリエステル樹脂を注入し、隅々まで行き渡らせて、均一で強靱なFRP積層材を造ります。この製造方法を 「Vacuum Infusion(VI):バキュームインフュージョン」 と称しています。この製法は風力発電の風車の大きな羽根やヨットの船殻の製作にも用いられています。FRP橋梁の構造部材にはこの製法による積層材が使われています。 ガラス繊維の含有率が高く、軽くて強靱な積層材が得られ、しかも非常に大きいサイズの積層板が製作できる利点があります。型の形状は平面でも曲面でも自由にデザインできますので、優美な形状の橋桁の製作が可能となります。
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基本情報
■設計基準 FRP橋梁の設計は下記の文献に示されている諸基準や推奨に従っています。建築基準法、道路示方書・同解説、立体横断施設技術基準・同解説、小規模吊橋指針・同解説、FRP橋梁・技術とその展望(社)土木学会、FRP構造設計便覧(社)強化プラスティック協会、EUROCODE 1,NEN,DIN,Structural Design of Polymer Composites(Euro Comp Design Code and Handbook,The Dutch Design Code CUR Recommendation 標準モデルに用いている設計基準 床板 5.0kN/m2 主桁 3.5kN/m2 たわみ許容値 L/400 風荷重 4.5kN/m2(風上3.0kN/m2 風下1.5kN/m2) 地震 K0=0.2 雪荷重 架設地点の実情による
価格帯
納期
用途/実績例
・岩屋公園 平安橋 (鹿児島県) ・阿蘇砂防災害関連工事 (熊本県) ・北九州市長野緑地 (福岡県) ・水俣旧釣船鉄工所跡地 側道橋 (熊本県) etc...
詳細情報
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岩屋公園平安橋 鹿児島県岩屋公園の平安橋の施工事例です。
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鹿児島県岩屋公園の平安橋 鹿児島県岩屋公園の平安橋の施工事例です。
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鹿児島県岩屋公園の平安橋 鹿児島県岩屋公園の平安橋の施工事例です。
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■単位重量当りの強度が大きいうえに軽量で、腐食せず、塩害に強いFRP材。 ■重機を使用せず、地盤面の掘削が必要ないピンファウンデーション基礎。 これら2つの技術を、日本の他社に先駆けて導入し、多くの施工実績を誇る当社。 誰もが知るような国立公園やテーマパークの橋梁やデッキ、ボードウォーク、桟橋などの設計・施工を手がけています。 オランダの企業と提携し、FRP材を用いた新技術の導入により、従来では難しかった長スパンのFRP橋の建設が可能になりました。 さらに60年以上の耐久性が期待されており、今後新しい市場が開拓できる技術です。