極低温から高温まで幅広いラインナップ!熱膨張特性をカバーする新素材
光学機器、電気部品から超精密工作機械、半導体関連装置部品にいたる 各種先端分野では、精度誤差の要因である使用材料の熱変位の克服が 高精度化へのネックとなっています。 日本鋳造では、インバー型合金の熱膨張特性に着目、独自の化学成分と 高度な熱処理によって低熱膨張と鋳造性・機械加工性という相反する性質を 両立させることに成功し、『LEXシリーズ』として製品開発しました。 多様化された精度要求に対応して多彩な材料をラインナップ、広い範囲の 熱膨張特性をカバーする新素材として、超精密機器分野はもちろん、 航空機用を中心としたCFRP(炭素繊維強化プラスチック)成形型や 真空ポンプ部品、レーザ機器部品等、幅広い分野で高い評価を得ています。 【主な製品】 ■超精密研摩装置用定盤 ■半導体製造装置用CFRP金型 ■レーザ計測器フレーム ■XYステージ ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【ラインナップ】 ■LEX‐40K(高温用) ・400℃までという広い温度範囲で極めて安定な熱膨張率特性を示す ■LEX‐20K(中温用) ・中温域において優れた低熱膨張性があり、熱間鋳造性に優れ、 極めて良好な内部品質と表面処理性及び機械的性質を有する ■LEX‐ZERO ・20℃~ 25℃で熱膨張係数ZERO 0±0.19-6 /℃ ■LEX‐ZERO NEXT ・‒30℃までも、熱膨張係数ZERO を保ちます。 ■LEX‐STAR(極低温用) ・‒78℃までも、熱膨張係数1(ppm/K)以下を保つ ・コバルト(Co)含有量1%以下で特定化学物質障害予防規則をクリア ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社は1920年に京浜工業地帯の生みの親である浅野総一郎によって設立されました。 創業95年におよぶ豊かな経験と数多くの優れた技能・技術から創出された当社の製品は幅広い分野に供給され、ユーザーの方々より高い評価と信頼を獲得しています。 鋳鋼品、特殊鋳鋼品、鋳鉄品を製造する3つの工場では、真空脱ガス装置や真空鋳造設備、国内最大の自動造型ラインなどの国内トップレベルの設備を有しております。 日本鋳造では明日の新製品・新技術の開発に努めるべく、技術研究所を中心とした研究開発体制を確立しています。