自動化生産ラインでのデュアル周波数測定に使用可能なLCRメータ。
11022/11025は受動部品の測定器として、受動部品自動化生産ラインや受入検査を目的に設計されたLCRメータです。 11022は高速測定、優れた測定確度により、生産現場のニーズを満たし、カウント機能、良品/不良品判定機能、内蔵メモリーによる50設定値の保存と呼び出しなど、便利な機能を搭載しています。 また、4種類の出力インピーダンスの選択が可能ですので、測定結果を他社のLCRメータと対比させても、同一性の測定基準を得ることができます。当機の低インピーダンスモードが持つ高速・高確度測定能力は、大容量・低インダクタンスなどの低インピーダンスな電子部品の自動化生産ラインに最適です。 11025は直流重畳電流の調節が可能なため、各種通信用トランスや低消費電力インダクタンスなど、直流重畳電流のインダクタンス測定に適しています。 さらに、直流抵抗(DCR)、相互インダクタンス(M)、トランス巻線比(Turns Ratio)など、トランスの各パラメータの測定機能が備わり、トランス総合テストの自動化にも応用できます。
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基本情報
■DC抵抗(DCR)、相互インダクタンス(M)、トランス巻線比 (Turns Ratio) など、トランスの測定パラメータの測定機能(11025) ■測定周波数:50Hz/60Hz/100Hz/120Hz/1kHz/10 kHz/20kHz/ 40kHz/ 50kHz/100kHz ■確度:0.1% ■測定速度:21ms(測定周波数≧100Hzの時) ■測定インピーダンス範囲:0.01mΩ~ 99.99MΩ (4 1/2桁の分解能) ■4種類の出力インピーダンスの選択により、測定結果を他社の LCRメータと対比可能 ■高分解能:0.01mΩ、高確度:0.3%、測定レンジ:100MΩによる低インピーダンスな電子部品の高確度測定を実現 ■DC重畳電流:最大200mA(出力インピーダンス25Ω固定) 調整可能(11025) ■オプションのデュアル周波数測定機能は、キャパシタの品質検査や自動化生産ライン上で使用可能(11022工場オプション) ■コンパレータ機能装備 ■良品/不良品判定機能装備 ■GPIB & Handlerインターフェース (標準装備)
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用途/実績例
全世界の受動部品メーカーに採用実績あり。
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
---|---|
11022 | LCRメータ(デュアル周波数測定機能付) |
11022 | LCRメータ(デュアル周波数測定機能/RS-232インターフェース付) |
11025 | LCRメータ |
企業情報
1984年に台湾で創立されたChroma ATE Inc.は、高精度試験および電子計測器、自動検査システム、インテリジェントマニュファクチャリングシステムなどのテスト&オートメーション・ターンキーソリューション領域をリードするグローバルサプライヤーとして、「Chroma」ブランドを全世界に展開しています。 クロマはICT、クリーンテクノロジー、スマートファクトリー、電気自動車(EV)、LED・レーザーダイオード、太陽光発電、バッテリー、半導体・IC、光通信、フラットパネルディスプレイ点灯器、モニタ・テレビ・ディスプレイ信号発生器、パワーエレクトロニクス、受動部品、電気安全試験、熱電計測、自動光学検査およびインテリジェントマニュファクチャリングシステムにおいて優れた試験器、検査システムを取り揃えています。 クロマジャパンはChroma ATE Inc.の日本法人として製品の販売と共にアフターサービスをローカル化し充実させるために設立されました。世界品質の製品を緻密なサポートを必要とする日本のお客様のために日々尽力しています。