圧力測定孔から圧力センサまでのチューブ特性などを自動取得するシステムです。 圧力センサ周波数特性確認などにも利用可能です。
構造物表面の圧力計測では、チューブを経由して取り付けられた圧力センサで、変動する圧力を計測することがあります。この場合、平均圧ではあまり問題とならないチューブの伝達特性が、結果に大きく影響します。そのため、あらかじめチューブの伝達特性を把握している必要があります。正確に圧力変動を評価するには、チューブの逆伝達特性を使って収録した波形から、測定孔部分での圧力波形を逆算する必要があります。自動チュービング特性取得システムは、実験時における圧力計測用チューブ特性を短時間で精度良く自動取得可能なシステムです。圧力発生装置、基準圧センサ、ADコンバータおよび専用ソフトウェア等にて構成されています。また、特性値をdB表示したり、単純な電圧入出力間の伝達特性も取得可能なため、フィルター等の特性計測などにもご利用可能です。 標準タイプ、標準タイプ+拡張オプション、大型タイプなどをご用意しております。詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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基本情報
基本仕様 ○チャンネル数 :4ch仕様(基準ch1 +応答 1~3ch) 4+32ch仕様(基準ch1+応答 1~32ch) ○ADコンバータ分解能 :16ビット (ADはシステム対応品) ○圧力印加方法 正弦波圧力ステップ加圧 ○加圧周波数 : 1Hz~1000Hz(オプションで8000Hz) ○1周波数あたり収録点数 : 512~32768 データ/ch ○サンプリング周波数 : 加振周波数毎に自動変更 ○最大サンプリング周波数 : 4KHz(オプションで40KHz) ○最大取得周波数 : 1KHz(オプションで8KHz) ○正弦波加圧ステップ数 : 2~128 ○最大周波数定義点数 : 129(加圧点128+DC) ○基準化機能 : 基準化せず (標準)/ 最小周波数基準化 ○表示機能 : 振幅/位相、実部/虚部、リニア/dB
価格情報
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価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
用途/実績例
以下の周波数特性を取得することができます。 ■圧力センサ周波数特性 ■圧力測定孔から圧力センサまでのチューブや金属管の周波数特性 ■ローパスフィルターなどの電気的周波数特性(AD+ソフトのみ使用) ■測定孔、チューブ特性、フィルター等の電気的特性の総合周波数特性 最大周波数特性は以下の通りです。 ■標準タイプ 1KHzまでの振幅、位相特性 ■標準タイプ+拡張オプション 8KHzまでの振幅、位相特性
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創業時より斬新で独創的な発想により問題を解決し、常にお客様と利益を共有することを心がけています。 得意とする、生体関連計測システム、流体関連計測システム、高速制御システムは起業時からの3本柱で、眼球停留関連電位計測ソフトウエア、風環境用風速センサ、多点微差圧センサなど、独自の視点から数々の製品を送り出してきました。 今後もユニークな製品を供給すると同時に、お客様のより良いパートナーとして社会に貢献していきたいと考えています。