ワンウェイ用パレットに多用されている紙ハニカムボードでパスボーダーをご用意しました。海外特許は無償解放しています。
シートパレットによって貨物の積載量維持が可能だが、プッシュプルフォークリフトが導入できない場合、その問題はローラーフォークが解決します。 しかしながら、ローラーフォークは機構的に貨物を押してしまって作業が困難な状況が想定されるため、その解決策としてパスボーダーをご用意しました。 遠距離輸送等パスボーダーを出荷元に返すことが困難な場合、安価な紙製品が必要となるため、紙製パレットの素材として実績のある紙ハニカムボードにパスボーダーの独自構造(特許取得済み)を付与して、ワンウェイ用製品としました。 【仕様】 ■サイズのご希望にお応えいたします(1,300mm×1,300mm以内) ■挿し口は1方挿しから4方挿しまでのご要望にお応えいたします ■耐荷重500kgs以下。重量物をお取り扱いの場合はご相談下さい。 ■受注単位:最低ロット500枚。ただし、トラックもしくはコンテナ積み数にて変動。 海外特許は無償で開放しましたので、貴社海外工場の周辺にて手当てすることも可能です。周辺になければ、インドネシアにある当社製造委託先からの出荷にて対応可能です。
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基本情報
低床大型トラックの登場により、旧来比200~250ミリ荷室内高さが増えたため、パレット輸送化が広く普及することになりました。 しかしながら、物流の2024年問題への取組みとしてモーダルシフトを検討する際に、トレーラーシャーシが旧来の荷室内高さにあるため、パレット輸送では貨物の積載がダウンする問題に直面するお客様が出現しました。 そこで登場するのがシートパレットですが、一部貨物を扱うためだけにプッシュプルフォークリフトを導入するには予算的にも効率的にも困難なため、ローラーフォークでシートパレット輸送の検討が進められるようになりました。 袋物やフレコン貨物の場合は、貨物端部が丸いためローラーフォークの挿し入れが容易ですが、箱物貨物の場合は、シートパレットの剛性だけで貨物をすくいあげてローラーフォーク先端部が収まる空間を創出しなければなりません。貨物の後ろ側を壁にしておけば、先端部を収める空間が創出できなくても、ローラーフォークで掬えますが、作業場所に著しい制約が生じるため、現場的には歓迎されません。 その様な場合、パスボーダーであれば先端部の収まりが良く、作業性が大幅に改善されます。
価格情報
納入先、ロットサイズに応じて、日本品ならびにインドネシア品にてお見積もり致します。
納期
~ 1ヶ月
※日本国内の場合、東南アジア~中国につきましては個別にご案内
用途/実績例
・食品原料輸出:プラスチックパレットの代替目的。欧米での脱プラスチックの動きにて紙製品への切り替えを検討したところ、低価格であることが評価された。 ・自動車部品輸出:パレット郵送化検討における新規採用。当初はパスボーダーで検討されたが、着荷地での専用フォーク爪の用意がネックとなり、LeGタイプで評価継続。木パレよりも低価格であることが決定要因。着荷地での使用済みパレット処分が古紙回収ルートで済むことも優位に働いた。 今後、東南アジア~中国からの製品輸入に注目。多用されている現地製段ボールパレットに対抗できる価格にてインドネシア製品をご紹介致します。
詳細情報
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紙ハニカムボード製パスボーダー。厚さ30ミリと通常パレットの4~5分の1の厚さによりコンテナ積載効率の低下を抑える。 耐荷重は500kg以下で、ご検討願います。
カタログ(1)
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正式企業名はアドバンスド・ロジテックジャパン株式会社と申しますが、お客様より「エーエルティ―」さんと呼ばれることが多くなったので、こちらをご案内申し上げる次第です。 当社は、シートパレットが日本に持ち込まれた1980年代からシステムの導入支援に携わり続けた技術屋が立ち上げた会社です。 他のシートパレット販売会社と当社の最大の違いは、技術コンサルをメインとしている点です。そして、その対価としてシートパレットをご購入頂いていますので、コンサル料金は実質ゼロです。 シートパレットは低廉なマテハン資材として認知を得ていますが、その導入検討における当社の強みは、プッシュプルアタッチメントに加えてローラーフォークをご紹介できる点にあります。 まずは、お客様手持ちのフォークリフトにローラーフォークを装着してシートパレット荷役の検討を開始し、機構に起因する不具合あるいはランニングコスト低減の必要性が生じた場合はプッシュプルアタッチメントで検討を更に深めるといった着実性をご提供できます。 低廉な資材であるシートパレットだからこそ、様々な課題解決に役立てえると当社は考えます。