超長距離対応OTDR方式光ファイバ通信路状態監視モニター装置。特長を活かし、異常イベント検知機能の応用で各種センシング用途にも!
独ADVA Optical Networkingの光通信路モニターALM(Advanced Link Monitor)は既設運用状態の光ファイバー通信線路にも導入でき、これまでにない容易さで状態・健全性の常時監視ができるため線路障害からの復旧時間を大幅に短縮できます。通信線路・ネットワーク障害のたびに通信機器故障か線路障害か切り分け判断のためフィールド出動させなければならないとしたら、それは好ましいことでは有りません。ALMの導入によりメンテ人員や機材を増やさずにリアルタイムでの常時状態監視が実現でき、光ファイバー通信路のサービスや使途種別にも依存せず即座に障害判断が可能なため、効果的な故障や障害復旧作業実施と作業時間の短縮につながります。線路障害は、その発生地点を迅速に特定しログ記録が可能です。これらの特長を活かし既設光ファイバーケーブルの応用や流用展開として重要施設の侵入検知や監視、屋内外産業設備浸水検知や温度検知など各種センシング用途への展開も可能なため専用センサーヘッドアセンブリーパーツのご用意もしております。お客様のご希望に応じ計測ソフトモジュールの用意や取得データの解析も対応致します。
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基本情報
ALMの測定距離は160kmまで。アクセス~コアに至る広範な光通信線路に適用可能で1台あたり16から64ラインの光ファイバー線路を監視、サービスの通信信号波長やトラフィックを干渉しない独立した監視光信号(波長:1650nm)を使っています。OTDR方式でほぼリアルタイムの測定を行い、障害による光ファイバー損失プロファイル情報のトレース、障害発生点の特定が可能です。(最高分解能にて1サンプリング/分、故障検出精度10m) 小型筐体入り組込みOS(Linux)と制御ソフトによるオールインワンユニットで、低消費電力(<10W)、広い動作温度範囲(-5℃~+55℃)を実現しています。全プロセスをSNMPでマネージ、FSP Network ManagerやGIS(地理情報システム)サーバーとの連動により線路障害発生地点をグラフィカルで直観的に特定します。
価格情報
数量、システム構成により価格は変動します。
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
用途/実績例
光ファイバー通信路の状態・健全性監視、マンホールやドアなど開閉構造部を 持つインフラ施設や管路の侵入検知監視、通信や電源の屋内外設置筐体設備の浸水検知など。
企業情報
当社は光・電子応用技術をベースに光通信デバイス・サブシステムの技術商社としてスタートした光ファイバーセンシングシステムが中核事業のVAR・インテグレーターです。インフラ、航空宇宙関連から自動車、医療、民生分野に至る広範な産業領域が事業フィールドで社名のファーストライトは「曙光」、「(天体望遠鏡の)初観測光」に由来し、"光"をキーワードにした優れた技術や製品をいち早く市場にお届けしております。コアコンピタンスは電子回路・計測、光通信・計測技術で提携企業との協力でソフトウェア開発、センシングデータ解析業務など対応事業領域の拡大を図りお客様のご要望に柔軟対応できる体制を採っております。国内外(契約企業は欧米を中心に40社以上)先端技術企業とのネットワークを活用し、製品販売のみならずシステム構築提案やコンサルテーション、光デバイス系の受託試験や評価業務等までカバーするワンストップショップの役割を果たします。お客様の課題解決を重要ミッションとし、事業を通して社会貢献の一翼を担うことを目指しています。 【 お問い合わせ、資料請求メール窓口: sales@firstlight-inc.com 】