加工が難しい高透明両面テープOCAのような基材レス両面テープのプレス打ち抜き・気泡レス加工
携帯電話やスマートフォンのディスプレイの表示部分に使用される粘接着剤はディスプレイの表示能力に直接影響するため ・光学的に均一で透明であること ・剥がれや発泡などの接着不良が出ないこと ・様々な使用環境下でも寸法変化しないこと が求められ、それを満たす材料として、シート状の基材レス粘着テープのOCAや液状のUV硬化樹脂OCRが挙げられます。 OCAは、加工性と膜厚均一性に優れているため、膜厚が一定、貼付け部分からのはみ出しがないといったメリットがありますが、打ち抜き加工性が悪いと、端面からOCAがはみ出す、セパレータが端部で剥離する等の不具合で貼付不良に繋がります。 また、プレス機による打ち抜き時の衝撃によりOCAのヨレ、線状気泡といった不具合が発生する場合がありますが、弊社では培ってきた様々な機能性材料の加工経験から、そういった不具合を最低限に抑え形状加工することが可能です。 弊社では、独自の刃物条件出し・分析技術により従来のプレスメーカーで対応できなかった材料も形状加工できた実績が多数ございます。 フィルムや樹脂の加工にお困りでしたら、是非お問い合わせください。
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基本情報
3,5,8,25,35tのプレス機を保有しており、主に5,8tのものが稼働しております。 5tプレス機 QDC仕様 180 加工可能寸法 最大180×150mm 速度 最大300ショット/分(spm) 8tプレス機 QDC仕様 200 加工可能寸法 最大200×200mm 速度 最大170ショット/分(spm) 5,8tプレス機どちらも条件付きで下死点精度38ミクロンまで実績があり、加工精度±0.05~0.2mm(0.1mmPET)となっております。 プレス機等の機器は自社で製造しており、カスタマイズがスピーディに行えます。プレス機、ラミネート機、画像検査機などを組み合わせることによって1ラインで製品を製造することが可能です。 上記の条件では加工条件と合わないといった場合でもカスタマイズにより対応可能な場合がありますので、一度お問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
スマートフォン等のディスプレイに使用されるOCAのプレス加工
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当社は、フィルムや両面テープやクッション材など機能性材料の打ち抜き加工をするエレクトロニクス・パーツメーカーです。中でもスマートフォンの部品は国内メーカー全社と海外の一部で導入され、現在売上全体の7割を占める当社の主力製品となっています。打ち抜き加工メーカーは世界中に数多ありますが、その中にあって当社の大きな強みとなっているのが、加工機械や金型のほとんどを自社で設計開発していること。必要に応じて迅速に新規導入できるので、めまぐるしく移り変わるニーズによりスピーディにお応えでき、リモデルへの仕様変更にもスムースに対応することができます。