格子鋼板筋(格子状に加工した鋼板)によるRC部材の補強工法です。補強断面が薄くでき、現場の施工を省力化できます。
■グリッドメタルは、劣化したRC構造物の補修・補強材として、 ポリマーセメントモルタルと一体化することで補強する商品です。 鋼板を格子状に加工することで、補強厚を薄くでき、現場での作業 を省力化することが可能です。 ■橋梁RC床版の下面・上面補強、ボックスカルバートの劣化 補修・補強工事、RC梁の補強などで、使用されています。 補修厚を薄くすることで、補修荷重の低減、内空確保が可能です。 ■グリッドメタル工法の特長 ◎トンネルやボックスカルバートなどの形状に合わせて工場で加工 するため現場の施工を省力化できます。 ◎縦筋と横筋が同一面であるため、補強断面が薄くでき、死荷重の 増分を最小にでき、内空の確保に有利な工法です。 ◎溶融亜鉛めっき・エポキシ樹脂塗装などで防食処理することにより、 ※詳細は資料請求していただくかダウンロードからPDFデータをご覧ください。 耐食性に優れ、構造物の長寿命化に貢献します。 ※詳細は資料請求して頂くかダウンロードからPDFデータをご覧下さい
この製品へのお問い合わせ
基本情報
■NETIS登録(掲載期間終了) グリッドメタルを用いたRC部材の補強工法 登録No:QS-150039-A (副題)格子状に加工した鋼板によるRC部材の補強工法 ■道路維持修繕工ー橋梁補修補強工ー上・下面増厚工 ■橋梁上部工ー鋼橋床版工 ■共通工ーボックスカルバート工ーその他 ■既設RC構造物を対象として格子状に加工した鋼板(グリッドメタル)を吹き付けポリマーセメントモルタルにより一体化させて補強する工法 ■期待される効果 ・グリッドメタルを使うことで、施工性が向上し、工期が短縮できる ・グリッドメタルとポリマーセメントモルタルを一体化させることにより、補強表面の状況確認が容易となる ・縦筋と横筋が一体化されるため現場の配筋作業の省力化が図れる ■特に効果の高い適用範囲 ・死荷重増の抑制が必要な現場 ・工期短縮が必要な現場 ・床版や梁の下面補強 ■留意事項 ・部材の材料特性等は道路橋示方書・同解説に準拠し、設計計算は「グリッドメタルを用いたRC部材の補強工法設計・施工マニュアル(案)に準拠して行う ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
施工実績 ・RCコンクリート梁補強(民間工場) ・コンクリート床版 上面補修(栃木県 乳ノ木橋) ・コンクリート床版 下面補強(栃木県 乳ノ木橋長寿命化工事) ・ボックスカルバート 内面補修(千葉県 仲原橋補修工事) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
詳細情報
-
グリッドメタル設置状況 グリッドメタルは固定金具をコンクリートアンカーにて設置します。 固定金物のピッチは400mm~500mmピッチになります。
-
吹き付けコンクリート プライマーを塗布した後、ポリマーセメントモルタルを吹き付けます。 グリッドメタルと既設コンクリートの間(約1cm)にモルタルが十分充填されていることを確認しながら施工します
-
施工完了写真 吹き付けモルタル作業後、左官作業にて表面を仕上げます。
-
グリッドメタル梁補強 RC構造物の劣化した梁の補修工事です。グリッドメタルを工場で製作、クレーンにて架設します。鉄筋作業が無いため現場作業が省力化できます。
-
グリッドメタル設置概略図 グリッドメタルは既設コンクリートの補修・補強材として、ポリマーセメントモルタルと一体化し、既設コンクリートに増厚します。
-
従来工法との比較 グリッドメタルは鋼板から製作することで、主筋と配力筋が一面となり、鉄筋で補強する増厚より薄くすることが可能です。補修工事における、死荷重の低減や、ボックスカルバート補強の内空確保に有利な工法です。
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
---|---|
LA-6-100/12G | グリッドメタルA型(展張型)板厚6mm D10相当(めっき) |
LA-9-100/15G | グリッドメタルA型(展張型)板厚9mm D13相当(めっき) |
LA12-100/24G | グリッドメタルA型(展張型)板厚12mm D19相当(めっき) |
カタログ(5)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(1)
企業情報
JFEシビル株式会社は、長年に渡りJFEスチールの各製鉄所のメンテナンスを手がけてきた実績と技術力をもとに、さまざまな分野を中心に事業を展開しています。 プランニングから、施工、メンテナンスサポートまで価値あるビジネスをお届けします。 私たちは、JFEグループ唯一の総合建設会社です。