低静止電流、1% 精度スーパーバイザ、プログラマブル遅延付『TPS3890』
『TPS3890』は高精度の電圧スーパーバイザで、静止電流が低く、最低1.15Vのシステム電圧を監視でき、 SENSE電圧がプリセットされたスレッショルドより低下したとき、またはマニュアル・リセット(MR)ピンが 論理LOWに低下したとき、オープン・ドレインのRESET信号をアサートします。 RESET出力は、SENSE電圧とマニュアル・リセット(MR)がそれぞれのスレッショルド以上に復帰した後も、 ユーザーが設定した遅延時間だけLOWに維持されます。 リセットの遅延時間は、CTピンを外付けのコンデンサへ接続することで、40μs~30sの範囲に設定できます。 静止電流が2.1μAと非常に低く、小形の1.5mm×1.5mmパッケージで供給されるため、バッテリ駆動および 実装面積の制限されるアプリケーションに適しています。 【特長】 ■パワーオン・リセット(POR)ジェネレータを搭載 ■遅延時間を40μs~30sの範囲で変更可能 ■非常に低い静止電流: 2.1μA (標準値) ■高いスレッショルド精度: 1% (最大値) ※詳細はお問い合わせください。
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基本情報
【その他の特長】 ■高精度のヒステリシス ■固定および可変のスレッショルド電圧 ・標準レールの固定スレッショルド: 1.2V~3.3V ・最低1.15Vまで調整可能 ■マニュアル・リセット(MR)入力 ■オープン・ドレインRESET出力 ■温度範囲: -40℃~+125℃ ■パッケージ: 1.5mm×1.5mm WSON ※詳細はお問い合わせください。
用途/実績例
【用途】 ■DSPまたはマイクロコントローラ ■FPGAおよびASIC ■ノートブックおよびデスクトップ・コンピュータ ■スマートフォン、ハンドヘルド製品 ■携帯用のバッテリ駆動製品 ■ソリッドステート・ドライブ ■セットトップ・ボックス ■産業用制御システム ※詳細はお問い合わせください。
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】