圧力相殺型のため、スラスト、ラジアル荷重がべアリングにかからない。スクロールの特長である高効率はそのままに、両軸支持で、完全バランス形状のため、高速化が可能。またほとんどアルミ素材のため、極めて小型、軽量化となっている。 今回開発したのは0.75kWのプロトタイプ製品で、順次大型化を検討中。 当社は研究開発型の企業で、大手よりスクロール流体機械の開発委託を受け要求仕様に合ったプロトタイプの製品の提供を行い、当社保有特許のライセンス締結をメインの事業としています。 今回のプロトタイプ製品の開発は、委託されたものでなく、当社独自で開発計画した製品のため、広くこの製品のライセンス先を探しております。もちろん共同での開発や、全面開発受託もOKですので、ぜひご連絡ください。
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基本情報
■性能表 型式 吐出口径 200V-4Pモータ 0.75kW 10 20 30 35 40 45 kPa MXB32L 2250rpm 550 515 480 475 466 450 ℓ/min MXB32H 2860rpm 700 670 650 620 ---- ---- ℓ/min 本体のみの重量は5kg ■特長 1.小型軽量でコンパクト設計 ルーツブロワに対し 容積比1/6、重量比1/3)のコンパクトサイズ 2.低騒音 ルーツブロワで発生する低周波音はスクロールブロワでは小さく、また、低騒音。パッケージなしで55dBと低騒音 3.省エネ性 エア単価は、コンプレッサー工場エアの1/10以下 4.高信頼性 5.高い環境性 完全オイルフリーで、オイルミストの発生や、頻繁なオイル交換の手間やそのオイル廃棄の費用も掛からず、地球環境にもやさしい。
価格帯
納期
用途/実績例
■ブロワの用途 ◇大型浄化槽用途◇下水処理場、◇エアブロー・水切り用途◇メッキ槽◇堆肥化◇養殖池への酸素供給◇低圧ブラスト用途◇空気輸送 ◇不活性ガス循環装置◇低真空ポンプ用途◇高静圧集塵機◇歯科用口腔内吸引装置
企業情報
社名のスクロール技研の由来は 流体機械のスクロール型圧縮機からとっています。 このスクロールとは英語で“巻く”ということを意味し、 パソコンなどでは、巻物を巻くように、 画面をスライドさせることをスクロールするといいます。 当社はこの渦巻き型の特殊な形状に特化し、 このスクロール技術を進化、発展させて行く、 意気込みをこめて、あえてニッチな名称にこだわりました。 際立った独自性のある製品の開発をスクロールするごとく、 次々に市場投入し、スクロール流体機械でのナンバーワンをめざします。