単一電源の低消費電力、広帯域、電圧帰還オペアンプ 『OPA830』
『OPA830』 は、+3Vないし+5V電源で動作し、±5Vあるいは+10V電圧 での動作もサポートする電圧帰還アンプ。 入力電圧範囲は負電圧から1.7Vの正電圧までと広く、コモンエミッタ出力の使用により、 いずれの電源電圧でも、150Ωを駆動しながら25mV以内での出力振幅を提供します。 高出力駆動電流(±80Ma)と低差動ゲイン/位相エラーにより、単一電源の 消費者向けビデオ製品に最適です。高ゲイン帯域幅積(110MHz)と 高スルーレート(550V/μs)により低歪み動作を確保。3Vや5V CMOS ADCの 入力バッファ段向け。 他の低消費電力、単一電源アンプと異なり、信号振幅が減少することから歪み性能が 向上しています。低9.2nV/Hz入力電圧ノイズは、広いダイナミック範囲動作をサポート。 業界標準のSO-8パッケージと超小型SOT23-5パッケージで提供。 【特長】 ■高帯域幅:250MHz(G=+1)、110MHz(G=+2) ■低電源電流:3.9mA(VS=+5V) ■入力範囲に単一電源のグラウンドを含む ※詳細はお問い合わせください。
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基本情報
【その他の特長】 ■フレキシブルな電源電圧範囲: ・ ±1.4V~±5.5Vデュアル電源 ・ +2.8V~+11V単一電源 ■5V電源で4.88V出力振幅 ■高スルーレート:550V/μs ■低入力電圧ノイズ:9.2nV/Hz ■鉛フリーSOT23パッケージ ※詳細はお問い合わせください。
用途/実績例
【用途】 ■単一電源アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)入力バッファ、 単一電源ビデオ・ライン・ドライバ、CCDイメージング・チャネル、 低消費電力超音波システム、PLLインテグレータ、 ポータブル・コンシューマ電子機器など ※詳細はお問い合わせください。
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】