10km先の微弱信号を1GHzでサンプリングできる 世界唯一のソリューション
「HyperFADC(ハイパー・エフエーディシー)」は、光ファイバ出力の超高速ADCボードです。 近年の超高速ADCは、JESD204Bという規格でデータを転送するものが増えてきています。JESD204Bは、8b/10bなどの高速シリアル通信の技術を使ってADCやDACのデータを転送する、オープンな標準規格です。HyperFADCは、40Gbpsの光ファイバを使ってデータを転送することで、測定用PCやFPGAボードのノイズに影響されることなく、電気的に絶縁された長距離のリモートセンシングを実現することができます。本ボードの出力をCosmo-K+に接続することで、低コストで超高速データ収集システム(DAQ)を実現できます。 本ボードは超ジッタのクロック発振器を搭載しているほか、外部クロックとの同期やトリガ入力も可能です。素粒子物理学実験やレーダ波の受信、過渡現象の解析などに広く応用できます。
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基本情報
●1LSB=29μVの分解能 ● ジッタ0.5psの高精度クロック源 ● QSFP+規格40Gb光ファイバ出力 ● 標準規格JESD204Bの出力フォーマット ● 12~16bit,2ch,1Gサンプリング/秒 ● SNR(Signal-to-noise Ratio) -70dB@170dB (T.B.D) ● THD(Total harmonic distortion) -87dB@170dB (T.B.D)
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
用途/実績例
光電子増倍管 素粒子検出 レーダー レーザ
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特殊電子回路株式会社は、FPGAを応用した電子回路の設計会社で、 JTAGのツール開発と、高速ADCを活用した計測装置の開発を得意としています。 各種のJTAGツールおよびJTAGに対応したFPGAボードを自社製品として 提供するとともに、多くの企業様や研究所様に特注のFPGA回路や CPU関連ハード・ソフトを提供しています。