アルミの削り出しによる一体型タイプ!軽量で設計自由度が高く、部品点数が少なく組付け工数をカット可能。
石敏鐵工では、今後の需要増加が見込まれる "超小型人工衛星" のフレーム(構体)を、 アルミブロックからの削り出しで加工する技術を開発いたしました。 製品名は『MBF:モノベースフレーム』です。 一般的には「分割型タイプ」が多い中で、 当社のMBFは「一体型タイプ」のため軽量化が容易で、設計の自由度が高いです。 部品点数が少なくなるため、組み付け工数の削減・品質の安定に繋がります。 用途に合わせてフレームの剛性、重量、形状を自由にカスタマイズできるため、 「剛性は必要ないが軽くしたい」「重くても良いが丈夫にしたい」といったご要望にも対応可能! 【MBFの特長】 ・削りだしによる一体化のため、軽量で設計自由度が高い ・部品点数が少ないため組付け工数を削減可能 ・高品質での量産が可能 ※参考資料を、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。
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基本情報
【背景】 大学の研究室などが製作する数kg程度の超小型の人工衛星「通称:CubeSat」は、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星の放出機会提供サービスも始まっており、今後、需要は増えていくと予想されています。 【石敏鐵工について】 当社は、アルミ材と精密加工に精通した設計部を持ち、CubeSat規格に準拠した設計で、低コスト化と安定した品質での大量生産を実現します。ブロック状のアルミ材を削り出すこの製法は、簡単な設計変更によって各部の太さ、形状を自由に設定できる上、簡単な設計変更で形状も材質も自由自在に選択でき、一般的な分割型では困難な構造も可能です。 【サイズ別スペック】 ■MBF-1U 材質:A7075-T7351 サイズ:1U(約100mm×100mm×100mm) 重量:135g ■MBF-3U 材質:A7075-T7351 サイズ:3U(約100mm×100mm×300mm) 重量:200g
価格帯
納期
用途/実績例
■人工衛星関連部品納入実績 ・モノベースフレーム ・衛星用特殊ねじ(参考出品) ※詳細は直接お問い合わせ下さい。
詳細情報
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製作途中の写真です モノベースフレームの製作工程の写真です。
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MECT2017に出展! MECT2017に出展した際のブース写真です。
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当社はADC12の削り出し加工に特化しています。 通常の穴加工、輪郭加工ではなく、金属の塊から形状を「削り出す」加工が得意です。 設備はオークマ製のマシニングセンタを主力として、試作に向いている高精度なものをそろえています。 若手スタッフを中心に新規受注を拡大中です! ADC12材の板材・丸棒の販売もしています。