圧電縦効果を利用して電気エネルギーを変位や力などの機械的エネルギーにか変換するセラミック素子です。
●高速応答(圧電素子単体の場合外部機構接続の場合:何れも共振周波数の1/3) ●電気エネルギーから機械エネルギーへの変換効高(約60%) ●単位体積当りの発生機械エネルギー大(1cm3 当り約20mJ) ●大きな発生力(断面積1cm2 当り約3500N) ●変位拡大機構のエネルギー源として最適 ●高い位置決め分解能を持つ ●駆動電圧が低く使い易い
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基本情報
品番 印加電圧150V(最大値) 発生変位(um) 発生力(N) 共振周波数(kHz) AE0203D04DF 4.6±1.5 237 261 AE0203D08DF 9.1±1.5 235 138 AE0203D16DF 17.4±2.0 224 69 AE0203D44H40DF 42.0±6.6 271 34 AE0505D08DF 9.1±1.5 978 138 AE0505D16DF 17.4±2.0 935 69 AE0505D44H40DF 42.0±6.6 1129 34
価格情報
57,000~192,000 サイズによって価格が異なります
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
※お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例
精密微細位置決め、 光学装置のオートフォーカス、 ポンプ、 バルブ、 加震、 制震、 荷重センサー、 DSC手ぶれ防止、 ミラー・ プリズム等光学系位置制御、 マニピュレーター、 モーター、 プリンター など。
企業情報
「メカトランス」は私がNEC在職時の1980年代に実用化した技術で、当時、世界最初、最高速の圧電方式インパクトプリンタの開発を成功裡に実現いたしました。 その後、プリンタ技術の変遷により、この技術は表舞台から消えていましたが、東京大学樋口俊郎教授が技術の将来性を予見され、今日の会社設立に至りました。圧電方式の数々の長所を生かし、高速、大変位のアクチュエータを実現した「メカトランス」は、広い分野でご利用いただける可能性を実感いたし、この度、系列化したアクチュエータ群を開発し、皆様のご利用に供することといたしました。