ED-XRFによるRoHS/ELVスクリーニング分析を実施します。
ELVとは自動車・廃自動車及び部品・材料の鉛(Pb)、水銀(Hg)、カドミウム(Cd)、六価クロム(Cr6+)の4物質を規定値以下にする欧州連合の指令です。 RoHSとは電子・電気機器における鉛(Pb)、水銀(Hg)、カドミウム(Cd)、六価クロム(Cr6+)、ポリ臭化ビフェニル(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)の6物質を使用を制限する欧州連合の指令です。 (※新たに4種類のフタル酸エステル類が追加されました。) RoHSスクリーニング分析では迅速にRoHS/ELV指令対象物質(Pb、Hg、Cd、全Cr、全Br)と樹脂中のClのスクリーニング分析が可能です。
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基本情報
【特徴】 ●各種材質ごとの内部検量線選択 同じ濃度の元素でも共存元素(特に主成分元素)の影響をうけて蛍光X線強度が変わります。 ED-XRFは各種材質の検量線を内蔵しているため、標準試料不要で分析することができます。 ●しきい値を設定して判定可能 元素ごとにしきい値の設定をすることにより、管理基準に対して判定ができます。 しきい値から外れた場合、各種精密分析の実施も可能です。 ●樹脂中の塩素のスクリーニングも対応 電子・電気機器業界ではRoHSで規制されているBrに加え、Clも規制するハロゲンフリー化が進められており、Clの濃度測定が行われています。ED-XRFでは樹脂中のClのスクリーニング分析をすることができます。
価格帯
納期
用途/実績例
●樹脂のRoHSスクリーニング分析 ●樹脂中Clのスクリーニング分析
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開発品の信頼性を評価する技術サービスを主な業務としています。 規格・規定通りの評価データのご提供だけでなく、評価目的に最適な手法・条件・設備のご提案や、規格外評価のためのオリジナル設備・治具の設計製作にも対応しています。 また、計測・試験・分析の3つの評価技術を複合的に取り扱っていますので、多様な設備を横断する複合業務や、より多角的な評価方法のご提案も可能です。