ICP-MSにより特定の質量数を測定することで同位体比を評価します。
原子には質量数が異なる同位体が存在します。同位体分析サービスでは、ICP-MS(ICP質量分析装置)が質量数をもとに測定を行うことを利用し、各元素について同位体の測定を行います。その測定結果をもとに同位体比をもとめ、評価することが可能です。
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基本情報
【特徴】 ●ICP-MSによる質量数ごとの測定 ICP-MSは質量数ごとの信号となって検出されます。鉛の場合であれば、質量数204、206、207、208を測定することで204Pb、206Pb、207Pb、208Pbとして評価することが出来ます。 ●高感度に測定 ICP-MSでは低バッググラウンドでの測定を行うことが出来るため、液中濃度でμg/L(ppb)レベルの測定が可能です。 ●キャリアガスで干渉を抑える コリジョン・リアクションセル法を使用することで複雑なマトリクスでの干渉を抑えることが可能となります。そのため、高マトリクスの試料でも測定が可能です。
価格帯
納期
用途/実績例
●岩石中の鉛同位体測定 ●血液中の鉄同位体測定
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開発品の信頼性を評価する技術サービスを主な業務としています。 規格・規定通りの評価データのご提供だけでなく、評価目的に最適な手法・条件・設備のご提案や、規格外評価のためのオリジナル設備・治具の設計製作にも対応しています。 また、計測・試験・分析の3つの評価技術を複合的に取り扱っていますので、多様な設備を横断する複合業務や、より多角的な評価方法のご提案も可能です。