自動化された6軸の動きの手ぶれ補正評価装置
手ぶれ補正評価装置STEVE-6Dは、6軸の動きを使ってカメラのOIS(Optical Image Stabilizers 光学式手ぶれ補正)を自動評価します。 この装置は、人間の自然な手ぶれに対するカメラの反応を分析することができます。 <主な特徴> ・6軸の自由度 ・操作用ソフト(STEVE-6Dソフトウェア)付属 ・CIPA(Camera & Imaging Products Association)認定 <STEVE-6D付属品および関連製品> STEVE-6Dの現在のラインナップは、STEVE-6DLの1種類となり、STEVE-6DLの最大負荷(CIPA認定)は6.0kgとなります。 STEVE-6Dには、ハードウェア (ヘキサポッド)、ソフトウェア(振動制御モジュール・データ解析モジュール)、自動シャッター操作用ロボット指iQ-Trigger、スマートフォン・タブレット用三脚マウントiQ-Mobilemount が含まれています。 理想的には、STEVE-6D は傾斜エッジテストチャートTE261と組み合わせて使用するのが最適です。
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基本情報
<STEVE-6Dソフトウェア> STEVE-6Dソフトウェアは振動制御モジュールとデータ解析モジュールの2つのモジュールを使用します。振動制御は装置の動きを制御するために使用されます。基点は自由に選択でき、波形データの設定において、CIPA基準の3種類の波形から1つを選択できます。 正弦波モーションを使用したり、直交座標系によって作成されたカスタム波形をアップロードすることもできます。 データ解析モジュールは、メタデータツールを使用して画像安定化性能を計算します。 安定化結果は、F値で表示できます。エッジ拡がり関数(ESF)と空間周波数応答(SFR)も表示されます。 また、ユーザー独自の制御ソフトウェアへも簡単に組み込めるよう、電動デバイス用API(iQ-Drive API Version 2.0.0以降)を別売オプションで提供しています。
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詳細情報
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STEVE-6DLとTE42-LL-Timingを使用したOISテスト
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トライオプティクス・ジャパンでは、カメラの画質評価における世界的リーディングカンパニー、ドイツImage Engineering (IE)社の日本総代理店として、 IE社の画質評価用光源・チャート・ソフトウェア等の製品販売から評価ソリューションの提案、計測サービスまで行っています。 IE社は、ISO/TC42やIEEE-P2020(自動車用画質規格の制定を行うワーキンググループ)などの画質に関する国際委員会において規格づくりに参画しており、IE社の数多くの製品・ソリューションが国際規格に準拠しています。 弊社横浜事業所では、暗室環境を備えたラボを設置して、IE社の各種光源・チャート・解析ソフトウェア等のデモ機材を常設しており、国際規格に沿ったカメラの画質性能評価用製品やソリューションのご紹介・ご提案をはじめ、ご購入を検討されているお客様へは、画像の撮影から解析までの一連のデモ測定が可能です。 また、IE社製品を使用した画質性能計測サービスも行っており、車載カメラ・デジタルカメラ・セキュリティーカメラ・医療用内視鏡カメラ等の様々な産業分野のカメラモジュールの画像性能評価項目の測定を実施しています。