Physiogenex社は3週間にてNASHスクリーニングが実施可能な手法を開発。対照薬はエゼチミブとリラグルチド
Physiogenexが独自に開発した手法(※シクロデキストリン使用 後述)により、極めて迅速(3週間)にNASH発症をさせる試験系が出来上がりました。 このモデルは8週齢雄マウスを用いて僅か3週間(11週齢)にて測定パラメータにとなるALT・AST、肝重量;体重%、総コレステロール、トリグリセリド、脂肪酸の増加、NASスコア(指標:脂肪肝、炎症、線維化、バルーンニング、トータルスコア)増加、および顕著な肝炎症・線維化を示します。 エゼチミブ(5mg/kg)2週間投与による血漿総コレステロールおよび肝脂肪の減少、炎症・線維化を含む遺伝子発現の低下と炎症の減少、そして肝炎症減少による総NAFLDスコアの低値を示します。 リラグルチド2週間投与でも体重・肝重量の減少、肝炎症減少による総NASスコアの低値を示します 詳細はお問合せ下さい。 ※当社HPからもお問合せ戴けます。迅速に回答させていただきます。(”日本クレア”で検索 http://www.clea-japan.com/)
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基本情報
実施例:3群(n=10)構成 1群がコントロール、2群および3群が試験化合物投与 経口投与一日一回を2週間 プロトコル概要:(詳細はお問合せ下さい) ・8週齢雄マウスに5日間の順化期間 ・9週齢より高脂肪・コレステロール・コール酸を含むダイエット(HFCCダイエット)およびシクロデキストリン(Cyclodextrin)添加水を給餌・給水 ・給餌・給水より1週間後(10週齢)にてPlasma ALT・ASTを基にランダム化グループ別け。薬物投与開始(2週間) ・実施可能なパラメータ: 血漿ALT/AST, HOMA-IR、肝臓脂質, 遺伝子発現, 病理解析 (ORO, H&EおよびSirius Red 染色), NAS スコアリング ・対照薬:エゼチミブ(ezetimibe)、リラグルチド(liraglutide) ※Cyclodextrin投与については学会発表資料あり。お問い合わせください ※当社HPからもお問合せ戴けます。迅速に回答させていただきます。(”日本クレア”で検索 http://www.clea-japan.com/)
価格帯
納期
※試験期間~ファイナル・レポート提出までおよそ5週間
用途/実績例
主な学術発表 APASL 2017 (oral presentation)(2017年2月) 題名 Both ezetimibe and liraglutide improve liver inflammation in a 3-week non alcoholic steatohepatitis mouse model ※当社HPからもお問合せ戴けます。迅速に回答させていただきます。(”日本クレア”で検索 http://www.clea-japan.com/)
企業情報
日本クレア株式会社は、主に実験動物の生産・販売、実験動物用飼料の 製造・販売、実験動物飼育器具、器材、設備、装置の製造・販売などを行っている会社です。実験動物を用いた研究に適応して、各種実験動物用飼料の開発・改良に努めてまいりました。その種類は現在15銘柄に及んでおります。これらの飼料は常に安定した品質の維持と信頼性の向上を目指し、「日本クレア株式会社 業務標準 実験動物用飼料に関する管理基準」の諸規定に従い、原料の入手から配合・製造・製品検査・保管及び輸送まで、厳格な管理を行い供給しております。