浸炭焼入れと同等の有効硬化層深さを有する新しい表面硬化熱処理法!
『N-クエンチ』は、鋼に窒素のみを浸入・拡散し、オーステナイト状態 にさせ、焼入れを行い、最表面に窒素マルテンサイトを得る表面硬化 熱処理法です。 ステンレス鋼材への適用、浸炭焼入れと同等の有効硬化層深さを有する N-クエンチ処理が社内独自開発され、研究所・メーカーからの試作も 増加しております。 社内にて固溶窒素濃度の定量分析も可能であるため、量産化の際の トラブル解決、高度な品質保証が可能となっております。 【特長】 ■安価なSPCC材でも850HV程度の表面硬度が得られ、 内部に窒素が拡散している範囲で硬度を上昇させることが可能 ■浸炭焼入れよりも低い焼入れ温度での処理が可能であるため、 浸炭焼入れと比較しても歪み量が遥かに少ない ■処理ガスは窒素+アンモニアのため、雰囲気からの炭素排出源がなく、 環境にやさしい処理 ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【その他の特長】 ■カーボン系のガスを利用しないので処理後の試料の表面粗さが良好 ■必要な処理時間は、ガス軟窒化の1/3~1/4程度。大幅な短縮が可能 ■浸炭と同程度の焼戻し軟化抵抗を有する ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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株式会社結城高周波は、光輝焼入れ・浸炭焼入れ・窒化・真空焼入れ 等の一般的な熱処理加工のほとんどに対応しております。 その他、窒素をコントロールする技術を用いたN-クエンチ、 U-D処理等の独自開発技術や、弊社規模の熱処理加工業者では珍しい 鋼材中に含まれる各元素を定量分析できる材料分析器を有しております。