逆転の発想で、高速回転域や低出力時の消費電力量を大幅に削減!
現在、古くからある磁石が再び脚光を浴びようとしています。 その研究例の一つがハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)の分野で更なる高効率を目指した次世代磁束可変型モータ技術への応用です。 それは、従来、磁石は「磁力が強く、変化しない」ことが良いとされてきましたが、「磁力が変化しやすい」ことも一つの特長であるという逆転の発想から生まれたものです。 この研究を例に、磁石の今後の可能性についてご紹介させて頂きます。 【事例:磁束可変型モータ】 <従来技術:高速回転域や低出力時に消費電力量が増加> ■要因1:弱め磁束電流による抵抗損 ■要因2:強制的な逆磁界 → 磁気的損失発生 → 効率低下 ↓ <新概念の技術研究:高速回転域や低出力時の消費電力量を大幅に削減> ■磁気的損失低減を実現する可変磁力技術 → 永久磁石の磁力を変化させる ■短時間のパルス電流を通電 ⇒ 永久磁石の磁力を可変 → 磁気的損失大幅低減 → 高効率化 ■従来技術の課題である「弱め磁束制御」を不要とする研究技術 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【磁力が変化しやすい磁束可変磁石とは】 ■低い外部磁場によって磁化及び減磁が容易に可能 ■何度でも極性を反転させる事が可能 【当社の提案する磁石】 ■鉄クロムコバルト磁石「FeCrCo磁石」 ■アルニコ磁石「AlNiCo磁石」 <低保持力・高磁束密度の特性を保有> ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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用途/実績例
【磁束可変磁石の用途例】 <既に製品化されている用途> ■高トルクと高回転を切り替え可能なモータ ■トルクリミッター ■ヒステリシス型クラッチ/ブレーキ ■磁気反転素子 ■キープ型ソレノイド 他 <期待される用途> ■HEV/EV ■鉄道等交通機器 ■風力発電 ■高い速度比の洗濯機や掃除機 ■コンプレッサを持つエアコンや冷蔵庫等の家電機器 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【中国提携メーカーで委託生産を行う技術営業会社】アルニコ磁石、FCC磁石、Sm-Co磁石を品質に高い意識を持った中国提携メーカーで委託生産を行う技術営業会社です。 【豊富な中国メーカー指導経験】2004年から中国メーカーと提携し、日本の磁石製造・管理技術を指導し、量産に導いてきました。我々は、日本メーカーで長く製造に携わってきた技術者や、協力関係にある中国メーカーと一緒に日本国内で生産が少なくなった磁石の灯火を絶やさぬため、これからも供給し続けていきます。 【製造工程から納入まで自社管理】お客様に安心して製品をお使い頂けるよう、製造工程から納入に至るまでの品質管理は全て弊社にて行っております。そのために中国ローカルメーカーの自社品質管理体制とは別に、お客様と取り決めた仕様に基づき、弊社より独自に検査規格書やQC工程表を提携メーカーに提示し、厳しい品質管理で製造した製品を取扱いしております。 【委託メーカーと自社での二重検査チェック体制】委託メーカーで検査した製品を弊社検査部門が検査規格書に基づき厳格な受け入れ検査を実施し、合格した製品を納入させて頂いております。