HPS法は金属材料の結晶粒を”超”細かくするオリジナルの組織改質技術です。微細化された材料は従来にない優れた特性を発現いたします
高圧スライド加工(High-Pressure Sliding)法は当社と九州大学が共同開発を進めるオリジナルの組織改質技術で、複数の特許を保有しております。 結晶粒微細化技術は世界中で研究が行われているものの、高強度合金への適用や均質性の確保、大型化に課題があり、いまだ実用されておりません。 これに対しHPS法は板状や棒状といった実用形状材料の組織を均質に微細化することができます。更に、HPS加工と材料フィードを繰り返す逐送HPS(Incremental Feeding HPS)法を開発したことでサイズ的制限を大幅に改善し、適用範囲が格段に拡大いたしました。 これまでに当社ではインコネル718Ni基超合金をIF-HPS法によって微細化し微細化によって発現する超塑性特性を活用した成形法によってこれまで製造できなかった部品を試作成形することに成功しました。 【特長】 ■アルミ合金、マグネシウム合金、チタン合金、ニッケル基超合金など様々な材料の結晶粒を微細化することができる ■板状や棒状といった実用形状の材料を均質に微細化できる ■高強度化や超塑性発現など、従来にない潜在的な特性を引き出すことができる
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【適用が想定される市場】 ■自動車 ■航空宇宙 ■医療 ■ロボット ■産業機器 他 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問合せください。
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長野鍛工株式会社は、1953年長野市に創設されて以来、2003年5月には、50周年の節目を迎えることができ、現在に至っております。長野鍛工は、難削材と呼ばれる耐熱材料、耐磨耗材料の加工製作を得意分野とし、海外生産では完成することが難しい製作技術を取得しております。これに関わる設備機器を自社開発することにより、独自のテクノロジーを開発・確立してまいりました。品質保証の国際規格であるISO9001を取得し、自動車産業における重要保安部品の品質管理を徹底し、高品質でお客様に信頼される製品を提供しております。今後、全社員が結束し技術集団として成長していくためにも、若い技術者を登用し、新しい発想を取り入れ新技術を開発していきたいと考えております。信州の素晴らしい自然と共に、技術を躍進させることが地域社会に貢献するものと確信しております。